C型肝炎治療およびうつ病についての学術講演会のご案内

この度、兵庫医科大学の西口修平先生をお招きして、C型肝炎学術講演会を開催させていただくことになりました。
対象は医療関係者です。
C型慢性肝炎に対するインターフェロン治療についてご講演を頂きます。

また、インターフェロン治療で問題になるうつ病について、愛媛大学大学院医学系研究科 脳とこころの医学分野 福原竜治先生にご講演いただきます。

万障お繰り合わせの上、ご出席賜りますようよろしくお願い申し上げます。

日  時 : 平成23年6月23日(木)19:00~20:30
場  所 : 松山全日空ホテル 本館4階「ダイヤモンドボールルーム」
松山市一番町3丁目2-1 Tel:089-933-5511

【講演 I】

『 うつ病の症状理解について 』

愛媛大学大学院医学系研究科 脳とこころの医学分野 講師 福原竜治 先生

【特別講演】

『 C型慢性肝炎に対するIFN治療 - 難治例の原因とその対策 - 』

兵庫医科大学 肝胆膵科 教授 西口修平 先生

C型肝炎学術講演会のご案内

この度、虎の門病院の熊田博光先生をお招きして、C型肝炎学術講演会を開催させていただくことになりました。
対象は医療関係者です。
プロテアーゼインヒビターなどの新しいC型肝炎治療薬などについてのご講演を頂けると存じます。
万障お繰り合わせの上、ご出席賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 
   日  時 : 平成23年6月16日(木)19:00~20:30
   場  所 : 松山全日空ホテル 南館4階「エメラルドルーム」
           松山市一番町3丁目2-1 Tel:089-933-5511

【特別講演】

『 C型慢性肝炎治療は最終局面へ ─ 全症例の治癒を目指して ─ 』

国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 分院長 熊田 博光 先生

ウイルス性肝炎、肝硬変の治療ガイドラインが改訂されました

厚生労働科学研究費補助金 肝炎等克服緊急対策事業の「ウイルス性肝炎に対する治療の標準化に関する臨床研究」(熊田班)の成果をうけて、2011年3月に、ウイルス性肝炎、肝硬変の治療ガイドラインが改訂されました。
本Webサイトの「医療関係者の方へ」-「治療ガイドラインについて」に新しいガイドラインを掲載しています。また、同ガイドラインは日本肝臓学会Webページでも紹介されています。ご参照ください。
厚生労働省研究班によるウイルス性肝疾患の治療ガイドライン 2011年3月改訂

EKEN netの活動成果をHepatogastroenterologyに発表

EKEN netの活動成果をHepatogastroenterologyに発表しました。EKEN netの肝疾患治療連携施設において、1型高ウイルス量のC型肝炎患者に対する治療効果とリバビリン投与量について検討しました。リバビリンの治療上、最も留意する副作用は貧血で、リバビリン減量投与が全国のいくつかの施設で試みられています。リバビリン減量により貧血は回避できるものの、低ヘモグロビン値の患者においてもリバビリンを投与初期から通常量投与する治療の方が治療効果を上げることがわかりました。この結果を受けて、現在EKEN net関連施設では治療前にヘモグロビン値が低値である症例に対しても、投与初期から通常量のリバビリンをしっかり内服するように指導しています。

発表論文名
Prospective study of chronic hepatitis C treated with reduced initial ribavirin dose.
Konishi I, Hiasa Y, Nonaka T, Hiraoka A, Joko K, Tokumoto Y, Abe M, Matsuura B, Michitaka K, Horiike N, Onji M. Hepatogastroenterology. 2010 Sep-Oct;57(102-103):1227-31.