第20回肝臓病教室「C型肝炎の新しい治療」を開催いたしました

平成26年5月20日(火)に、愛媛大学医学部附属病院にて第20回肝臓病教室が開催されました。今回は「C型肝炎の新しい治療」というタイトルで徳本医師より最新のC型肝炎治療と、今後の治療の展望について、「C型肝炎の食事療法と運動療法」というタイトルで栄養士さんよりお話がありました。

C型肝炎の治療は急速に進化しています。昨年末からシメプレビル併用療法が導入され、さらにインターフェロンを使用しない経口剤のみでの治療もまもなく使用可能となります。一方で、経口剤に対する耐性を持つC型肝炎ウイルスの存在も報告されており、個々の患者さんに合わせた治療を選択していく必要があります。

これまでに治療をしていない方、治療を行ったがウイルスを消すことができなかった方など、肝臓専門医を受診して自分に合う治療法があるか相談してみてください。

 

第20回肝臓病教室2

第20回肝臓病教室3

愛媛大学医学部附属病院 消化器・内分泌・代謝内科学 徳本 良雄 先生

肝疾患診療相談センターでは、これからもこのような新しい治療法などを紹介する機会として、肝臓病教室を定期的に開催していきます。

次回の第21回は平成26年6月17日(火)の午後1時30分より、愛媛大学医学部附属病院 外来棟3階栄養指導室にて「肝機能検査のみかた」をテーマに肝臓病教室を開催させていただきます。

お気軽にご参加下さい。

肝臓病教室は院内の患者さんのみならず、院外の患者さん、および家族の方も参加可能です。参加希望の方は、肝疾患診療相談センター(Tel: 089-960-5955)にご連絡いただき、ご予約下さい。