7月31日市民公開講座のお知らせ(第2回)

2016年7月26日

 

平成28年7月31日(日曜日)13時半からホテルJALシティ松山で市民公開講座を開催します。

事前申し込みは不要、入場料も無料ですので、お気軽にお立ち寄りください。

前回は第1部の肝臓と栄養について紹介しました。

今回は第2部の「ウイルス性肝炎の最新情報」についての紹介です。

B型肝炎については松山赤十字病院の眞柴先生、C型肝炎については肝疾患診療相談センターの日浅センター長からお話を頂きます。

B型肝炎は出産時にお母さんからもらうことが多い感染症です。また、愛媛県では過去にB型急性肝炎が乳幼児に流行したことがあり、現在40歳前後になっていると推定されています。B型肝炎ウイルスは体から完全に追い出すことはできないため、どうすれば、肝臓を悪くせずに仲良くつきあっていけるかが重要です。

この数年でC型肝炎の治療は大きく変化し、飲み薬を飲むだけでウイルスが消せるようになりました。知り合いが治療を受けて、すすめてもらったという患者さんも増えてきました。ただ、お薬とウイルスの相性や、もともと服用している血圧の薬などとの飲み合わせが問題となることがあります。今までのインターフェロン治療と何がちがうのか?本当に効果があるのか?症状はないのに治療が必要なのか?皆さんが疑問に思っていることに対して、日浅センター長が分かりやすく説明します。

当日は、栄養士さんが考えた体に優しい特製デザートの試食も用意しています。試食をしたセンター員には大好評でした。レシピも配布予定ですのでお楽しみに。

お問い合わせは肝疾患診療相談センター(089-960-5955)まで。公開講座プログラム