愛媛大学医学部附属病院 先端医療創生センター

部門紹介

臨床イメージング部門

スタッフ一覧

  • 城戸輝仁(部門長)
  • 望月輝一
  • 田口仙蔵
  • 田邊裕貴
  • 西山光

部門概要

高度先進医療の担い手として、放射線科医による臨床イメージング診断は無くては成らないツールとなっています。一方で、専門性の向上による弊害としての横の繋がりの不足も指摘されてきています。愛媛大学では、全ての放射線科診断医がCT・MRI・RI・PETなどの多彩な診断ツールを全て使いこなしながら、専門分野の研鑽につとめ、さらにIVR(血管内治療)部門や放射線治療部門も同じセクションで活躍することで、マルチモダリティを活用した診断から治療までを実践しています。
また、臨床イメージングは診断のみならず、治療補助(手術ナビゲーションなど)にも活用されてきており、愛媛大学でも多くの診療科との共同研究・臨床応用により、より低侵襲で安全な治療の提供に寄与してきました。
さらに今回、先端医療創生センターに臨床イメージング部門を設置して頂けることになり、これまでの臨床分野での連携だけでなく、基礎研究分野でも臨床イメージングを活用した共同研究をスタートできることになりました。これまで個別に行われてきた蛍光イメージングを始めとしたバイオイメージング技術と臨床イメージング技術の融合により、新たな診断基準やデバイスの開発の実現を目指しております。

研究紹介

愛媛大学放射線科では、1990年代から世界に先駆けて拍動する心臓をCTで画像化する技術に取り組み報告してきました。この愛媛から始まった心臓CT技術(心電図同期CT撮影技術)は瞬く間に日本中・世界中に拡がり、日本では2006年から保険診療加算が得られる先端医療技術として承認されるまでになりました。更に近年では、心臓形態を描出するだけでなく、心筋血流量も併せて評価することで、一度のCT検査で患者様の心臓の形態と機能を正確に評価し、治療適応評価や治療効果判定が可能であることを愛媛発で報告してきました。この臨床イメージング技術もメーカー各社との共同研究により臨床に役立つツールとして広く普及してきています。さらに今後はプラークイメージングなどのよりミクロな世界でのイメージング技術が求められています。この分野でも、これまでの心臓CT領域で培った最先端の臨床イメージング技術を基礎研究分野のバイオイメージング技術と組み合わせる事で、今後のより精度の高い診断ツールの確立に寄与できるのでは無いかと考えています。