教育方針

学部・大学院教育

大学人が集う臨床腫瘍学の使命は、この愛媛県でがんの診療を担うリーダーを養成することです。リーダーとなるためには、多くの癌腫に通じる知識と対応に長けた医療を行うことのみならず、医療経済上の知識や対応、また臨床治験を推進する能力、また、地域や行政と連携する能力などのスキルが必要です。また、臨床試験や基礎医学との連携を通じ、医学貢献への絶え間ない努力も必用です。「臨床腫瘍学講座」は、がん医療におけるこういった技術や知識の習得を目標に、学部学生や大学院教育での指導に努めます。現在「臨床腫瘍学講座」は年間8コマの学部学生の授業を担当し、がんプロフェッショナル養成大学院学生に、臨床実習(造血器、呼吸器、消化器、肝・胆・膵、乳房、婦人科、泌尿器、頭頚部、骨軟部、皮膚、中枢神経、胚細胞、小児、内分泌、原発不明の腫瘍の内から30例。造血器、呼吸器、消化器、乳房から各3例ずつ、計 12例を含む)のコーディネートならびに指導を行っています。