当科では整形外科専門医が専従しており、救急医と協力して重症多発外傷における初療、および四肢骨盤外傷の初期治療から最終内固定までの治療を一貫して系統立てて行っております。さらに脊椎外科医、形成外科医と協力して診療にあたることで、脊椎脊髄外傷の治療や軟部組織再建も経験できます。
習得目標は、①外傷蘇生のノウハウを習得する、②重症多発外傷の治療ストラテジーを習得する、③創外固定の効果的な使用方法と管理方法を習得する、④骨折の内固定方法を習得する、です。
近年、もう一つのPTD(Preventable trauma disability)の概念が提唱されており、整形外科医が外傷初療から治療に参加する意義は非常に大きいです。
重症多発外傷に興味がある整形外科医の皆さん、私たちと一緒にskill upしませんか！！！
7月9日に新居浜市で開催された第8回愛媛MCLS標準コースに、馬越医師が管理世話人、竹葉医師がモニター評価、安念医師が受講生として参加しました。さらに当院からは、放射線技師1名、看護師1名も受講生として参加しました。来たるべき災害に対して如何に対応していくか、座学、机上シミュレーション、実技訓練を通じて多職種の方々と勉強しました。
愛媛大学医学部附属病院救急科のfacebookページを作成しました。救急科の日常などを投稿していきます。みなさんぜひ！チェックしてください！いいね大歓迎です。
2月1日から愛媛県立中央病院が基地病院、愛媛大学医学部附属病院が基幹連携病院として愛媛県ドクターヘリ事業が開始されました。当病院からは週3日、医師、看護師が任務にあたっています。
2017年1月21日に第7回愛媛大学救急医学献体による外傷手術手技研究会を開催しました。院内外から医師11名、看護師3名の参加を得て、講師に宇和島市立宇和島病院呼吸器外科部長・救命救急センター長 根津賢司先生をお招きし、胸部外傷時の緊急開胸対応を始め外科医の視点からの救急外傷に対する緊急手術アプローチについてご指導いただきました。