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 血液

 血液のレオロジー
 輸血、血液保存



 赤血球


赤血球の形:
中心のくぼんだ円盤型、
直径7〜8μm、厚み約2μm

赤血球の構造:
膜骨格タンパク質で裏うちされた脂質二重膜に包まれた、核のない細胞。 多量のヘモグロビン(血色素)と呼ばれるタンパク質を持つため赤く見える。

赤血球の機能
  1. 酸素の運搬
    ヘモグロビン:
    酸素に対する親和性が大きいタンパク質で可逆的に酸素と結びつく。肺のように酸素が豊富なところではヘモグロビンは酸素と結合し、抹消の組織のようにいつも酸素が消費され少なくなっているところで酸素を放す性質がある。この性質によって赤血球は肺から酸素を必要な組織へと運ぶことができる。

  2. 赤血球の変形



  3. 赤血球集合
    赤血球は血漿タンパク質の一種、フィブリノーゲンのような高分子があると、この高分子が赤血球どうしを橋渡しして赤血球の集合体をつくる。
     この赤血球集合現象は赤血球に加わる力が弱い条件下(例えば血液の流れが滞る場合)でおこるもので、赤血球に加わる力が大きければ(血液の流れが速ければ)赤血球はバラバラになる可逆的現象である。


 循環

血液の循環

 ポアズイユの式

 両端の圧力差がΔP
 長さがlで半径がrの管を流れる
 粘度がηの液体の流量:Qは上記の式で表される。

血液の粘度(血液の粘性)
 血液粘度の影響因子
ヘマトクリット:増加すると粘度は増加する。
赤血球変形能 :変形しにくくなると粘度は増加
血漿タンパク質:増加すると粘度は増加
赤血球集合現象:起こしやすくなると粘度増加

 微小循環

血漿層
 赤血球が血管の中心の方に集まって流れる傾向がある。これは軸集中と呼ばれる現象である。大血管でも観察される現象であるが微小血管の方が顕著である。軸集中がおこるため血管壁側に赤血球の存在しない層、血漿層が形成される。
 この血漿層の形成が微小血管においての循環抵抗に影響する。


 神経細胞、神経膠細胞

 神経細胞

 グリア細胞(神経膠細胞)

生理学第2愛媛大学医学部
yzsuzuki@m.ehime-u.ac.jp