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後方視的臨床研究に関するお知らせ:「心筋Dynamic Perfusion CT(心筋血流定量評価)における撮影間隔時間延長の影響」

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録を使用します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテ情報を利用することをご了解いただけない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。
【研究課題名】
心筋Dynamic Perfusion CT(心筋血流定量評価)における撮影間隔時間延長の影響
【研究責任者】
横井 敬弘(愛媛大学医学部附属病院放射線科 医員)
【研究の目的】
過去に受診された虚血性心疾患の患者さんの診療録(カルテ)の情報を収集し、心臓CT画像を後ろ向きに解析することで、dynamic CTによる心筋血流定量評価において、撮影間隔を延長した場合の検査結果に対する影響を調査し、何心拍に一回までの撮影間隔なら定量評価の正確性(有用性)を担保できるのかを検討します。この研究は、心臓の血流を評価するための心臓CT検査において、被曝量を減らすために撮影枚数を少なくすることを目的としたものであり、最適な撮影間隔がわかれば無駄な撮影によって被曝量を増やしてしまうことがなくなり、皆様への侵襲を減らすことができると考えます。
【研究の方法】
(対象となる患者さん)2010年5月1日から2015年3月31日までの期間において虚血性疾患が疑われ心臓CTを施行された患者さん。
(利用するカルテ情報)性別、年齢、発症時期、合併症、既往歴、身体所見、血液検査データ、画像検査データ(胸部単純X線写真、CT、MRI、US、RIなど)、治療状況など。
【個人情報の取り扱い】
収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる個人情報を除いて匿名化いたしますので、個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
<情報の管理責任者>  愛媛大学医学部附属病院放射線科 横井 敬弘
【問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院放射線科 横井 敬弘
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089−960−5371