お問い合わせ
Information

新着情報

イメージ:新着情報

新専門医制度の研修案内

1.研修体制                                      
本プログラムは専門研修基幹施設である、愛媛大学医学部付属病院放射線科を中心に、下記の9施設を専門研修連携施設として加えた専門研修施設群を統括する専門研修プログラムです。上記の研修施設では、それぞれの特徴を生かし、各施設に所属する専門研修指導医の元で、専門研修カリキュラムに掲げられた目標に沿った放射線科領域専門研修を行います。

専門研修連携施設・協力施設の詳細については、こちらをクリック
2.研修内容
1)研修コースについて
・研修コースでは、通常3年間で研修を完結して、専門医試験合格を目指しますが、研修には、1年目、2年目、3年目のどの期間を専門研修基幹施設と専門研修連携施設での研修を行うかによって、6コースが設定されています。いずれのコースも、研修期間の3年間のうち1年間は専門研修基幹施設を、2年間は専門研修連携施設で研修できるように設定されています。どのコースに進むかは希望を重視し、相談により決定します。いずれのコースでも3年間で研修すべき下記の各項目の症例数をまんべんなく経験できるように研修施設の組み合わせを調整します。
・また、大学院への進学は、初年度、2年目、3年目のいずれの時期にも受験可能です。臨床研究による学位取得が可能ですので、専門医取得と博士号取得を同時に目指すことが出来ます。研修中、大学院へ進学した場合には基本的に日中は各施設での研修をフルタイムで行い、午後5時以降、大学院講義出席、臨床研究、論文作成等を行い、大学院で医学博士号取得を目指すことになります。
2) 研修症例数
3年間で研修すべき症例数は以下の通りです。
専攻医は、専門研修施設群内の施設で専門研修指導医のもとで研修を行います。

3) 臨床現場以外での研修
・各施設内で開催されるカンファレンス・各科との合同カンファレンス・愛媛県や松山市の複数の施設が合同で開催している症例検討会などをはじめとする抄読会や勉強会への参加。その他、年に1回以上の筆頭演者としての学会発表や年に1編以上の筆頭著者としての症例報告や論文の作成を目標に研究活動や学会への参加も可能な限り行っていきます。
専門医や種々の資格取得のための講習会や学会への参加も認められています。
例えば、日本医学放射線学会認定の国際学会・国内学会・学術講演会・セミナーなどで行われる、専門医受験資格の単位取得のために必要な講習会の他、検診マンモグラフィ読影医師の認定将来的に日本核医学会専門医・PET核医学認定医・IVR専門医等の取得を目的とする学会及び講習会などがあります。
・その他にも、日常的に行う臨床現場以外の研修としては、下記のものが挙げられます。
・インターネットによる文献検索などをはじめとする情報検索の方法の学習。
・種々の画像検査、IVR、放射線治療計画をトレーニングするシミュレーション設備や教育ビデオなどを活用した研修の充実。
・病院が実施する医療安全講習会その他の必修講習会への定期的な参加。
4)具体的な研修スケジュール
・以下の表は、当プログラムで研修を行った場合に予想される具体的なスケジュールになります。
・専門研修基幹施設である、愛媛大学医学部附属病院 放射線科で研修を行った場合を想定し例として提示しています。

放射線科での具体的な研修・業務内容の詳細は、こちらをクリック