患者さんへ

受診方法

消化器症状のある方は消化器内科を、呼吸器症状のある方は呼吸器内科を受診して下さい。担当医が診察の上、検査や治療が望ましい場合は、検査を勧められます。上部消化管内視鏡検査を希望されて朝食を食べずにこられた方は、その旨をおっしゃっていただければ、担当医の判断により当日に検査が受けられる場合もあります。

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検査概要

消化管内視鏡(胃カメラ、大腸内視鏡)

消化管内視鏡消化管内視鏡治療はめざましい進歩をとげています。10年前は手術でしか治療できなかった病気や、有効な治療法がなかった病気が、内視鏡で治療できる時代です。

食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、胸焼け、腹部不快感、便秘、下痢、消化不良、吐血、下血、倦怠感、体重減少、胃のレントゲン検査(胃がん検診)や大腸がん検診で異常を指摘された方。

カプセル内視鏡

カプセル内視鏡は、小型カメラを内蔵したカプセル状の内視鏡です。胃・小腸・大腸等の消化管の観察を目的として、口から飲み込んで撮影し肛門から排出されます。このカメラの登場で患者さんの負担も大きく軽減できるようになりました。

原因不明の消化管出血

気管支鏡

気管支鏡口、あるいは鼻に局所麻酔を噴霧した後、スコープをゆっくりと挿入し、時々局所麻酔液を散布します。観察だけであれば5分から10分で終了します。

咳、痰、胸部レントゲン異常

腹腔鏡

腹腔鏡検査では肝臓を直接見ることで肝臓の色や形が分かり、それにより肝臓の病気を診断することができます。

各種肝疾患、原因不明の腹水
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治療概要

早期食道がん、早期胃がん、早期大腸がんの内視鏡的粘膜切除

早期に発見されたがんで、がんが深部にまで広がっていない場合は、開腹手術しなくとも、内視鏡的に治療できる場合があります。特に、がんが消化管粘膜に留まっている場合は、たいていは内視鏡的に切除可能です。内視鏡的治療は、内視鏡で見ながら消化管粘膜だけを切り取る治療ですので、体表には全く傷がつかず、楽な治療が受けられます。

ポリープ切除

胃や大腸のポリープを内視鏡下に切除します。小さなポリープの場合は、入院しなくても、外来で治療できます。

内視鏡的胆道結石除去

胆管結石の症例に対して、内視鏡による結石除去術を行っています。通常1週間程度の入院が必要ですが、手術に比べて侵襲が少ないメリットがあります。

内視鏡的慢性膵炎治療

膵石の除去(体外衝撃波結石破砕装置との併用も可)や、膵管狭窄部に対するステント挿入などによる慢性膵炎治療を行っています。

治療の他に、超音波内視鏡、膵・胆管内超音波検査、胆道内視鏡、膵管鏡、超音波内視鏡下膵生検などの特殊検査を行うことができます。

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