受診方法
消化器症状のある方は消化器内科を、呼吸器症状のある方は呼吸器内科を受診して下さい。担当医が診察の上、検査や治療が望ましい場合は、検査を勧められます。上部消化管内視鏡検査を希望されて朝食を食べずにこられた方は、その旨をおっしゃっていただければ、担当医の判断により当日に検査が受けられる場合もあります。

検査概要
消化管内視鏡(胃カメラ、大腸内視鏡)
カプセル内視鏡
気管支鏡
腹腔鏡
治療概要
早期食道がん、早期胃がん、早期大腸がんの内視鏡的粘膜切除
早期に発見されたがんで、がんが深部にまで広がっていない場合は、開腹手術しなくとも、内視鏡的に治療できる場合があります。特に、がんが消化管粘膜に留まっている場合は、たいていは内視鏡的に切除可能です。内視鏡的治療は、内視鏡で見ながら消化管粘膜だけを切り取る治療ですので、体表には全く傷がつかず、楽な治療が受けられます。
ポリープ切除
胃や大腸のポリープを内視鏡下に切除します。小さなポリープの場合は、入院しなくても、外来で治療できます。
内視鏡的胆道結石除去
胆管結石の症例に対して、内視鏡による結石除去術を行っています。通常1週間程度の入院が必要ですが、手術に比べて侵襲が少ないメリットがあります。
内視鏡的慢性膵炎治療
膵石の除去(体外衝撃波結石破砕装置との併用も可)や、膵管狭窄部に対するステント挿入などによる慢性膵炎治療を行っています。
治療の他に、超音波内視鏡、膵・胆管内超音波検査、胆道内視鏡、膵管鏡、超音波内視鏡下膵生検などの特殊検査を行うことができます。


