愛媛シームレス地域医療人育成のためのプログラムとして、3月5日~9日に西予市野村町で実習が行われました。
看護学科と医学科合同、1年生から3年生までが合同で実施する初めての試みで、30名の学生が参加しました。
学生は3名ずつ10グループに分かれて、それぞれが担当させてもらった高齢者の方々の家庭を訪問しました。
短い時間の中で、高齢者の話を聞き、住み慣れた地域で暮らし続ける人々の「ここに住み続けたい」「若い者に迷惑かけたくない」
などの思いを理解するとともに、生活のありようやその人なりの生活の工夫に気づくことができていました。
また、地域の方々が利用しているサービスや相互に助け合う取り組みを見学し、支援の必要な人々を地域で支える仕組みを学ぶ機会となりました。
医師訪問診療に同行中、急勾配でヘトヘトです。 野村町ののどかな景色
最終日の報告会では、野村町で実施したことで、病院、地域包括支援センター、保健所等のスタッフと、学生が知り得た情報や考察を共有することができ、今後も対象者を支えるスタッフにとっても有意義なものとなりました。
野村町のみなさん、ありがとうございました。