令和6年8月5日、愛媛大学附属高等学校の2年生13名が、医学部で「医療ボランティア」をテーマとする高大連携プログラム「応用科学探究」に参加しました。このプログラムは、高校生が夏休みを利用し、通常の授業では触れることのできない大学の専門分野を学ぶ機会を提供します。
今回の内容は、病院ボランティアと看護師の仕事に関する講義と病院見学が行われました。
まず、医学部附属総合医学教育センター長の小林直人教授が挨拶を行い、続いて附属病院総合診療サポートセンターの小手川雄一助教が、ボランティアの意義について統計データを用いた講義を行いました。
また、医療ボランティア「いきいき会」から、医療ボランティアの創設や責任、魅力について実体験を交えて語りました。
その後、参加した高校生たちは、病院見学に向かい、教育担当看護師から各施設の説明を受けました。見学後は、看護師に関する事前質問に基づいた質疑応答に参加し、看護学科の山下奈緒子助教から、看護師になる課程について講義がありました。最後は、今日の講義や病院見学等を通して、「初めて分かったこと」についてグループディスカッション形式で振り返りました。
高校生たちは、「血液だけでなく血小板での輸血もあること」「出会い頭の衝突を防ぐ楕円形のミラーが複数設置されている」など、現場を通して新たな発見を得る楽しみを実感していました。
小手川助教からの講義
病院ボランティア「いきいき会」からの講義
病院見学の様子
山下助教からの講義
グループディスカッションの様子