教室紹介
診療科長からのご挨拶
 
当科は平成12(2000)年に日本で唯一神経疾患を主対象とした「臨床薬理学」講座とし開設されました。愛媛大学医学部附属病院においては「臨床薬理神経内科」として外来・入院診療にあたっています。
臨床薬理学という言葉に馴染みのない方もたくさんいると思いますが、臨床薬理学とは科学的な合理的薬物治療を指向する学問領域です。薬物治療の有効性と安全性を最大限に高め、個々の患者さんにとっての最良の治療、いわゆるオーダーメイド治療を提供することを目指しています。また、創薬・育薬や研究倫理などにも深く関与している学問です。
当科では神経疾患を中心に内科全般の診療の中で、薬物動態、薬物相互作用を考慮した合理的薬物療法を行っています。また、新薬開発に貢献すべくPhaseI試験(臨床薬理試験)を含めた治験、臨床試験を積極的に実施しております。医学生教育にも力を入れており、「薬物治療・開発学」講義や臨床実習を通して、医学生の頃から少しでも合理的薬物治療、臨床試験などに興味をもってもらえるよう、医局員一同頑張っております。
愛媛大学は四国で唯一臨床薬理学講座、 Phase I 施設を有する大学です。これからも合理的薬物治療、創薬・育薬に少しでも貢献できるよう尽力いたします。
特任教授 永井将弘
愛媛大学医学部附属病院 臨床薬理神経内科 診療科長
同 臨床研究支援センター センター長
スタッフ紹介
- 
						永井 将弘Nagai Masahiro特任教授/臨床研究支援センター テーマ/臨床薬理学と神経免疫学を柱に診療、研究にとりくんでいます。 「パーキンソン病治療薬の薬物動態と相互作用」「HTLV-I関連脊髄症(HAM)の発症メカニズム解明と治療」が主な研究テーマです。 
 人生も治療も「中庸」を心がけています。「過ぎたるはなお及ばざるが如し」
- 
						安藤 利奈Ando Rina講師/臨床薬理学 テーマ/神経内科一般 愛媛県出身で佐賀大学を卒業し戻ってきました。神経内科の奥深さに興味をもち入局しました。何事にもチャレンジ精神をもって頑張ります。 
- 
						宮上 紀之Miyaue Noriyuki助教/臨床薬理神経内科 テーマ/神経内科一般 愛媛県出身、愛媛大学卒業です。 甘いものが好きです。 
- 
						山西 祐輝Yamanishi Yuki助教/臨床研究データセンター テーマ/神経内科一般 佐賀大学を卒業後、出身の愛媛に戻ってきました。少しでも役にたてるよう努力していきます! 
- 
						伊藤 裕子Ito Yuko助教/臨床研究COIマネジメント部 テーマ/神経内科一般 愛媛県出身です。日々たくさんのことを学び、地元の医療に貢献できるように努力したいと思います。 
- 
						越智 智佳子Ochi Chikako医員/臨床薬理神経内科 テーマ/神経内科一般 愛媛県出身です。地元愛媛の医療に貢献できるように一生懸命頑張ります。 
- 
						多田 聡Tada Satoshi済生会松山病院 テーマ/神経内科一般 出身は広島市ですが、母校である愛媛大学で神経内科医として頑張ります。我慢強く、丁寧な気持ちを心がけて努力していきます。 
- 
						大坪 治喜Otsubo Haruki愛媛県立中央病院 テーマ/神経内科一般 鹿児島県出身で愛媛大学を卒業しました。脳血管内治療を含めた脳卒中診療のできる神経内科医として愛媛県に貢献できるように頑張ります。 
- 
						吉田 暉Yoshida Akira愛媛県立中央病院 テーマ/神経内科一般 愛媛で育ちました。今地域で必要とされる力に加えて、これから必要とされる力もつけられるよう多くを学び愛媛の医療に貢献できるよう頑張ります。 
- 
						野元 正弘Nomoto Masahiro客員教授・非常勤講師 テーマ/薬物治療・開発学 神経内科学 「坂の上の雲」は、明治時代の秋山兄弟と正岡子規の活躍を描いた司馬遼太郎の小説です。これからの日本は医療を通じて世界に貢献する「坂の上の雲」の時代に向かいます。愛媛から世界に先進医療を発信しましょう。 
- 
						森豊 隆志Moritoyo Takashi非常勤講師/東京大学病院 教授 
- 
						矢部 勇人Yabe Hayato済生会松山病院 
- 
						岩城 寛尚Iwaki Hirotaka共同研究者/留学中:NIH 
- 
						菅能 麻梨子Kannou Mariko医療技術補佐/Research Nurse 診療補助業務をしています。 
 釣りが好きなのでチョーさんの釣れる本で勉強しています・・・が、
 なかなか本のようにはいきません。釣れなくてもストレス発散にはなります。
- 
						久保 円Kubo Madoka技術補佐 テーマ/薬物血中濃度測定全般 最近は八升豆の利用法についても試行錯誤しています。 6Fへの昇降で息が切れることに危機感を覚える毎日です。 
- 
						河野 恭子Kouno Kyoko医局事務 医局にて事務を担当しております。 
