EBM
エビデンスを踏まえ、患者さんとともに考える医療
EBM (Evidence-Based Medicine)
EBM(Evidence-Based Medicine)とは、総合診療における意思決定を支える考え方の一つです。研究論文やガイドラインなどの科学的根拠を参照しながら、診療方針を検討することで、判断の妥当性と透明性を高めます。
総合診療では、臨床推論によって患者さんの状況や問題を整理したうえで、EBMを用いて複数の選択肢を比較・検討します。エビデンスは、そのまま適用するものではなく、患者さんの背景、価値観、生活環境などを踏まえて活用する判断材料の一つです。
エビデンスがすべてを決めるのではなく、患者さんと対話を重ねながら、「この患者さんにとって何が最善か」を考えることが総合診療におけるEBMの本質です。私たちは、臨床推論とEBMを往復しながら、現実の臨床に即した意思決定を行う姿勢を大切にしています。