第65回全国国保地域医療学会で学生さんがポスター発表をしました。
愛媛県の地域医療に対する住民の意識調査

2025年10月2日〜4日に和歌山県の和歌山城ホールで開催された、第65回全国国保地域医療学会において、当講座に基礎配属学生として昨年度勉強しに来てくれた現在医学科2年生の青木さん、井澤さん、菅さん、築山さんがポスター発表をしました。
急速に高齢化が進み、地域医療がますます厳しい状況になっていくなかで、住民の皆さんがどのような医療を望んでいるか、どんな不安を抱えているかをテーマにアンケート調査を実施しました。今回の調査では、地域医療に満足度と正の関係を示したのは、悪性腫瘍での通院、地域に外科を望むことであり、他方負の関係を示したのは地域に脳神経外科を望んでいるという結果が得られました。僻地では高齢化が進み、脳血管疾患に罹患する患者さんが多い現状がありますが、他方で脳神経外科は少ないという現状があります。地域の住民の不安がこのような結果として現れた可能性が示唆されました。
今回の発表は、まだ調査対象者数が少なく一般化することはできません。しかし地域で診療しながら地域の人々が何を求めているか、地域を診るという視点を、学生さんたちは養うことが出来たのではないかと思います。