愛媛大学医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科

Department of Otorhinolaryngology, Head and Neck Surgery Ehime University, School of Medicine

入局案内

医局のモットー

鵜久森

当教室のモットーは「人が最大の資産」であり、医局は明るくアットホームで風通しが良いのが自慢です。
2014年7月現在、愛媛大学医局から常勤医師を派遣している関連病院は16施設、非常勤医師を派遣している関連病院は12施設です。愛媛県内はもとより香川、岡山、広島、兵庫、千葉などの県外にも常勤医を派遣しています。その医局員の総数は51名で地方大学としては比較的大きな医局となっています。関連病院のうち13施設が研修指定病院であり、耳鼻咽喉科医としての研鑽をつむには充実した体制を維持しています。

最近の入局者の傾向として女性が増えており、ここ3年では3割が女性です。実際の医療現場においても、日々女性医師の二一ズは高まり、患者さんも女医を希望するケースが増えています。当教室では女性医師が産休や育休が必要になった場合には、大学から代替の医師を必ず派遣するバックアップを整えています。また、スムーズな現場復帰と人手不足の解消のためにも、出産直前・直後でも希望すれば、週1回でも勤務できるように対応しています。

医師として働くことは、体力的、精神的、社会的にも負荷がかかります。当教室では「最大の資産」である医局員にかかるその負荷を充実感へと昇華させていくことを目標としています。
愛媛大学耳鼻咽喉科での研修に興味をお持ちの方は、定期的に開く医局説明会に参加して頂ければと考えます。また個別に話を聞きたい方はメール等でご連絡ください。お待ちしています。

入局後の流れ

愛媛耳鼻科PGでは、専門研修基幹施設である愛媛大学医学部附属病院と、瀬戸内海を中心とした14の専門研修連携施設において、それぞれの特徴を活かした耳鼻咽喉科研修を行い、日耳鼻が定めた到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験します。専門研修連携施設はAグループとBグループの2つに分けています。Aグループの病院群(愛媛県立中央病院、松山赤十字病院、市立宇和島病院、倉敷中央病院、高知大学医学部附属病院)は地域の中核病院を担っており、専門医2名以上で年間手術件数が400件以上あり、急性期疾患を多く扱っています。Bグループの病院群(鷹の子病院、高松赤十字病院、愛媛県立今治病院、興生総合病院、愛媛県立新居浜病院、十全総合病院、市立八幡浜総合病院、松山市民病院、今治第一病院、高知大学医学部附属病院)は指導医1名以上で、主に地域医療に携わっています。

4年間の研修期間の内、原則として1年目は愛媛大学医学部附属病院で耳鼻咽喉科の基本的知識、診療技術を習得します。2年目、3年目は、Aグループの病院群のいずれかにおいて研修を行います。Aグループの病院群は、Common diseaseの症例数が豊富で手術件数が多く、救急疾患も多く扱う病院群ですので、Aグループの研修で手術手技や救急疾患の対応などを習熟します。4年目はBグループの病院群で研修を行うか、愛媛大学医学部附属病院で研修を行うか、どちらかを選びます。Bグループの病院は地域医療を担っている病院で、これまでに習得した知識、技術を生かして地域に密着した医療に貢献します。愛媛大学医学部附属病院での研修を選んだ場合は、専門領域に特化した研修が可能です。愛媛大学医学部附属病院では特に耳科手術の件数は全国でもトップクラスです。さらに、各地の癌専門病院とも連携があり、頭頸部癌診療を専門とする指導医の指導を受けられるなど、高度な研修が可能です。また、社会人大学院へ進学し、診療・研修を行いながら基礎研究や臨床研究を行う事も可能です。

基本的研修プラン

基本的研修プラン

専門研修連携施設

専門研修連携施設

連携施設<Aグループ>

地域の中核病院 専門医2名以上、年間手術件数400件以上

  • 1.愛媛県立中央病院
    ・愛媛県 松山市
    ・年間手術件数:900件
    ・3次救急担当、救急疾患が豊富
    指導管理責任者:本多 伸光
    指導医:中村光士郎、本多伸光、富所雄一
  • 2.松山赤十字病院
    ・愛媛県 松山市
    ・年間手術件数:500件
    ・多彩でバランスのとれた一般診療
    指導管理責任者:有友 宏
    指導医:有友宏、篠森裕介、上田哲平
  • 3.市立宇和島病院
    ・愛媛県 宇和島市
    ・年間手術件数:500件
    ・3次救急担当、バランス良い一般診療
    指導管理責任者:吉田 正
    指導医:吉田 正
  • 4.倉敷中央病院
    ・岡山県 倉敷市
    ・年間手術件数:1800件
    ・各領域の症例多数
    指導管理責任者:佐藤 進一
    指導医:佐藤進一、吉田 充裕
  • 5.高知大学医学部附属病院
    ・高知県 南国市
    ・年間手術件数:600件
    ・音声・嚥下手術多数
    指導管理責任者:兵頭政光
    指導医:兵頭政光、小林泰輔、小森正博、弘瀬かほり、松本宗一

連携施設<Bグループ>

地域医療を担う病院 指導医1名以上、年間手術件数100件以上

  • 5.高知大学医学部附属病院
    ・高知県 南国市
    ・音声・嚥下手術多数
    指導管理責任者:兵頭政光
    指導医:兵頭政光、小林泰輔、小森正博、弘瀬かほり、松本宗一
  • 6.鷹の子病院
    ・愛媛県 松山市
    ・鼻内視鏡手術多数
    指導管理責任者:高橋宏尚
    指導医:高橋宏尚、兵頭純
  • 7.高松赤十字病院
    ・香川県 高松市
    ・バランス良い一般診療
    指導管理責任者:森敏裕
    指導医:森 敏裕
  • 8.愛媛県立今治病院
    ・愛媛県 今治市
    ・バランス良い一般診療
    指導管理責任者:浅井真紀
    指導医:浅井 真紀
  • 9.興生総合病院
    ・広島県 三原市
    ・地域救急基幹病院
    指導管理責任者:松本秀
    指導医:松本 秀
  • 10.愛媛県立新居浜病院
    ・愛媛県 新居浜市
    ・地域救急基幹病院
    指導管理責任者:横井隆司
    指導医:横井 隆司
  • 11.十全総合病院
    ・愛媛県 新居浜市
    ・バランス良い一般診療
    指導管理責任者:宮本佳人
    指導医:宮本佳人、澤井尚樹
  • 12.市立八幡浜総合病院
    ・愛媛県 八幡浜市
    ・高齢化進行地域
    指導管理責任者:佐々木康
    指導医:佐々木 康
  • 13.松山市民病院
    ・愛媛県 松山市
    ・バランス良い一般診療
    指導管理責任者:相原隆一
    指導医:相原 隆一
  • 14.今治第一病院
    ・愛媛県 今治市
    ・バランス良い一般診療
    指導管理責任者:川田晃弘
    指導医:川田 晃弘

愛媛大学医学部附属病院と専門研修連携施設の特色

  • 耳科手術が多い
    愛媛大学医学部附属病院で年間約200件、愛媛耳鼻科PG全体で年間約900件の耳科手術を行っており、全国でもトップクラスの件数です。手術内容も鼓室形成術、人工内耳手術や内リンパ嚢手術など多岐にわたり、耳科手術の習熟に最適な環境といえます。
  • 指導医が多い
    愛媛耳鼻科PG全体で指導医は32名おり、十分な指導が受けられます。耳科だけでなく、鼻科、咽喉頭、頭頚部領域が専門の指導医も多数います。特に頭頚部領域では各地のがんセンターで経験を積んだ医師が多数おり、十分な研修ができる環境にあります。
  • 連携施設が多彩
    Aグループの連携施設は手術件数が多く、救急疾患も多く扱いますので、多彩な疾患を経験できます。Bグループの連携施設は地域医療が主ですが、鼻科・耳科手術が多い鷹の子病院や、嚥下・音声手術が豊富な高知大学医学部附属病院での研修も可能です。
  • 基礎・臨床研究
    愛媛大学では顔面神経領域や内耳領域で多くの基礎研究を行い、臨床応用を試みています。また近年は、鼻アレルギーや頭頚部癌の研究にも力を入れています。臨床だけではなく、様々な分野で基礎・臨床研究が可能な環境にあります。
愛媛・瀬戸内プログラム(PDF)

先輩からのメッセージ

入舩悠樹 3年目

初めての病院実習で最初に担当したのが人工内耳植込み手術の患者さんでした。
ひと昔前なら音のない世界で生きていくはずだった方が、何の違和感も感じない会話ができ日常生活を送っていらっしゃる事に驚きました。

愛媛大学耳鼻咽喉科では、耳・鼻・頭頸部と様々な分野で、内科的・外科的アプローチ、基礎・臨床、国内・海外留学とたくさんの選択肢が存在します。
やる気さえあれば、自分の進みたい分野に全力を注げて、周りからもサポートしてもらえる環境と体制が整っています。
まだまだ若輩者ですが、自分にあった分野を見つけ早く先輩方に近づける様に邁進していきたいです。

小川日出夫 9年目

耳鼻咽喉科を選んだ理由

子供の頃によく耳鼻咽喉科にかかっていたことが興味を持ったきっかけでした。
しかし、初期研修で耳鼻咽喉科を選択するまでは内科等、他の科へ進むことも考えていました。実際に耳鼻咽喉科を研修医としてまわってみて、医局の和気あいあいとした活気ある雰囲気や先輩方の優しく丁寧な指導、また時に忙しく、緊迫感があるときでも真剣に仕事に向き合ったときに得られる充実感に惹かれ、耳鼻咽喉科への入局を決めました。

耳鼻咽喉科医の仕事

みなさんは耳鼻科と聞いてどんなイメージが湧きますか?
額帯鏡をして中耳炎や花粉症の治療を行う。そう、自分が耳鼻咽喉科の業務に携わるまでは開業医のイメージが強かったのですが、実際は耳科領域、鼻科領域、頭頸部領域の感染症、先天性疾患、良性腫瘍、悪性腫瘍、外傷、アレルギー、音声、嚥下、聴覚、味覚、嗅覚、めまい等、業務内容は多岐にわたります。患者さんの年齢層もそれこそ生まれたての0歳児から御高齢の方まで様々で、比較的他科より若い方が多い印象をうけます。
今年で医師8年目ですが、いまだに日々新しいことに出会い、成長できる喜びを感じながら働いています。現役で働いている間、決して耳鼻咽喉科に飽きることはないでしょう。

日々の生活

基本的に大学病院で病棟診療、外来、手術などの業務を行っています。大学病院ならではの症例も経験でき、日々刺激を受けております。また、週に1回関連病院で外来をさせていただいておりますが、大学とは違った症例を経験でき、かたよりなく学べます。
土日は朝、患者さんの回診にいくことが多いですが、用事があれば回診当番の先生にお任せしてお休みをもらうこともあります。平日もやるべき仕事を終えれば、後は何をしようが、何時に帰ろうが何も言われません。やはり体育会・・いや外科系気質の科であり、非常にオン・オフ、メリハリが効いて良い環境といえます。
よく働き、よく休み、よく遊ぶ。そんな耳鼻科ライフを私たちと過ごしてみませんか?

関連病院

愛媛大学耳鼻咽喉科では、愛媛県を中心に近隣県にも優秀な医師を育成・派遣し、地域医療のレベル向上に貢献しております。

常勤医師派遣病院 23施設 非常勤医師派遣病院 22施設

主な常勤医師派遣病院

【県内】

【県外】

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