愛媛大学医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科

Department of Otorhinolaryngology, Head and Neck Surgery Ehime University, School of Medicine

医局紹介

愛媛大学医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
教授 羽藤 直人

教室の沿革

当教室は昭和51年に柳原尚明教授により開講、平成8年より暁清文教授に引き継がれ、私で三代目となります。当教室の同門会は、京都の大徳寺大仙院住職の尾関宗園和尚により「円通会」と名付けられました。昭和54年の第1期生入局後、まさに円く通るように医局員は増加し、現在の「円通会員」は130名を超えています。

関連病院を含めた医局員は53名(大学内19名)、愛媛県内を中心に23の関連病院が有ります。開講以来の当教室のモットーは「人が最大の資産」であり、医局は明るく風通しが良いのが自慢です。「耳鼻咽喉科・頭頸部外科のおもしろさ」を少しでも多くの医学生、若手医師に伝え、人が集まる医局を目指したいと考えています。

やりがいある研究および診療

これまで当教室では、国際的に勝負できる教室作りを目指し、高いレベルの研究成果を世界に向け発信してきました。耳鼻咽喉科領域には、病因や病態が未だ解明されていない難治性疾患が数多くあります。これらの謎を解き明かし、新たな治療法を提供することが研究の目的であり醍醐味です。Bell麻痺や虚血性内耳障害の病態解明と治療法の開発成果は、国際的にも高く評価されております。また、世界初の人工中耳の臨床応用を行い、最近では新型骨導人工中耳の開発を行っています。

大学病院における耳鼻咽喉科診療の使命とやりがいは、「最高レベルの機能温存・再建治療」にあると考えています。患者の皆様のQOL(生活の質)に直結する聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚などの感覚機能と、発声、構音、嚥下、顔面表情などの運動機能を維持、改善、再生させる取り組みを加速させ、「研究に根ざした臨床」を、さらに発展させたいと考えています。当科で治療を受けられる多くの患者の皆様に満足していただけるよう努力を続けます。

臨床研修および入局後の歩み

私は良医の条件として「記憶による知識」と「現場での経験」に「科学者としての思考」と「超越した善意」が必要であると考えています。これらをバランスよく提供できる耳鼻咽喉科医を、数多く育成していきたいと思います。入局後は耳鼻咽喉科専門医取得を確実にサポートし、その後は地域医療に貢献できる「総合耳鼻咽喉科医」と、最先端医療が可能な「高度耳鼻咽喉科医」を両輪として育てたいと考えています。当教室におけるこれまでの学位取得率は78.9%、スタンフォード大、カロリンスカ研究所などへの海外留学経験率は40.4%と高率です。今後も愛媛から世界に羽ばたく耳鼻咽喉科・頭頸部外科医のトップランナーを育成したいと考えています。気候が温暖で災害が少なく、豊かな食材と自然に恵まれた住みやすい愛媛の地で、共に「坂の上の雲」を目指しましょう。御意見、御助言などがありましたら遠慮なくお寄せ下さい。

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