研究内容のご紹介

脳腫瘍幹細胞の同定と機能解析

更新日:2014/05/01

腫瘍幹細胞とは、腫瘍中にわずかに含まれる自己複製能、多分化能を有する細胞群のことで、近年、白血病だけでなく脳腫瘍においても、腫瘍の増大、再発に大きな役割を演じているとされており、最も一般的な脳腫瘍である神経膠腫では、腫瘍幹細胞が腫瘍形成の主因となっているだけでなく、腫瘍周囲の浸潤細胞として働いている可能性が推測されています。我々の教室でも、摘出脳腫瘍組織中より腫瘍幹細胞様の細胞群の存在を確認することが既に出来ており、これらの細胞を利用することで、腫瘍幹細胞の悪性脳腫瘍における役割を明らかにするとともに、腫瘍幹細胞を標的とした新たな治療法の開発を行っています。 

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