お知らせ
愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録や通常の診療で行った検査結果を使用致します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテや保管されている検査結果を利用することをご了解いただけない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。
【研究課題名】
大腸がん研究会プロジェクト研究
大動脈周囲リンパ節転移の治療方針に関する研究
【研究機関】愛媛大学医学部附属病院 消化管腫瘍外科
【研究責任者】惠木浩之(消化管腫瘍外科 准教授)
【研究代表者】絹笠祐介(東京医科歯科大学 消化管外科学分野 教授)
【研究の目的】
過去に受診された大腸がん患者さんの診療録(カルテ)の情報を収集し、大動脈周囲リンパ節転移のある患者さんについて、治療方法や生命予後について研究を行うことといたしました。
この研究は大腸がんの大動脈周囲のリンパ節転移の手術が有用かどうかの検討を目的としたものであり、今後の診療にも役立つことができると考えています。
【研究の方法】
(対象となる患者さん)2011年1月から2015年12月に愛媛大学医学部附属病院を受診された方のうち大腸がんの大動脈周囲リンパ節転移と診断された患者さん
(利用するカルテ情報)診療記録、検査データ(大腸がんに対する治療内容、大動脈周囲リンパ節転移に対する診断・治療内容および治療成績)
【共同研究について】
この研究は、他の病院や研究施設と共同で行っています。
対象となる患者さんのデータは、匿名化されて、電子ファイルを送付することによって東京医科歯科大学医学部付属病院に送られます。多くの情報を解析することで、医学・医療の発展に役立つ成果が得られることが期待されます。
【個人情報の取り扱い】
収集した試料・情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
<情報の管理責任者> 愛媛大学医学部附属病院 消化器腫瘍外科 大木悠輔
さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。
【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院 消化管腫瘍外科 大木悠輔
791-0295 愛媛県東温市志津川454
Tel: 089-960-5975