消化管・腫瘍外科は、消化器外科の中でも食道、胃、小腸、結腸、直腸、肛門等の消化管良性、悪性疾患に対する外科的治療および研究を行っています。また、小児外科に対する外科的治療および研究をおこなっています。

外科学会専門医資格取得に必要な一般外科、消化器外科の知識や技能の修得を基本とし、心臓血管・呼吸器外科分野や肝胆膵・移植外科分野、救急部と協力してそれぞれの分野の専門医となり得るための研修を行います。

外科診療を通じて、医師と患者の信頼関係の構築やその必要性について理解を深め、外科大講座制のメリットを活かして広い知識と技術をもちチーム医療ができる有能な外科医を養成することを最大の目標とします。

更に、全国でも少数の大学しか保有しない内視鏡外科学会認定アニマルラボを利用して、トレーニングや講習会を通じて技術認定医を輩出することを目標にしています。鏡視下手術に対しては、ブラックボックス、シミュレーター、アニマルラボの各段階を通して、臨床に繋がる教育を目指しています。当科で行っている消化管および小児外科手術の大半は内視鏡外科により低侵襲に行われています。