プロテオ医学研究センター・先端医療創生センター並びに大学院GPによる第2回学術シンポジウムを開催しました
平成24年2月4日(土),愛媛大学南加記念ホールにて,愛媛大学プロテオ医学研究センター,先端医療創生センター,医学系研究科大学院GPが連携し,「難病のプロテオ医学研究」と題して第2回学術シンポジウムを開催しました。
柳澤康信学長,安川正貴医学系研究科長の開会の挨拶で開幕し,プロテオの各コア・ラボラトリー活動報告,先端医療創生センター(TRC)概要説明,著名な3人の学外演者による講演,院生によるポスターセッションを行い,延べ5時間半に及ぶシンポジウムとなりました。
講演には,理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターヒト疾患モデル研究グループのグループディレクターの石川文彦先生,同研究所ゲノム医科学研究センター循環器疾患研究チームの田中敏彦チームリーダー,特別講演においては,本年度のノーベル医学・生理学賞の候補者であった大阪大学免疫学フロンティア研究センター自然免疫学の審良静男教授をお招きしました。
当日は,高校生を始め,院生・学部学生,教職員,学外から総勢約130人の参加があり,各講演終了後は参加者との活発な質疑応答が行われました。「難病のプロテオ医学研究」について共に考え,理解を深める様子が見られ,学外の最先端研究への関心と期待の高さを伺うことができました。なお,ポスターセッションにおいても,院生に対する先生方からの指導や助言もあり,大変有意義で充実したものとなり,本シンポジウムは盛会の内に終了しました。
本センターでは,これからも最先端研究の世界への発信,人材育成に努め,医学研究の新機軸を打ち出せるよう邁進していきたいと思います。