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医師・看護師等職員を対象に暴力対応訓練を実施

 平成23年2月8日(火),医学部臨床第2講義室において,医学部職員を対象に護身術の訓練等を行いました。

 これは,院内の暴力行為における対応を学び,身につけ,患者や医療関係者等の身を守ると共に安全医療を心がけることを目的として,年1回行っているものです。
 今回は,講師として愛媛県警察中予地区術科師範池内達夫先生他2人の指導員をお招きして,約1時間30分行いました。
 医師・看護師・検査技師・放射線技師・事務職員・医学生等102人(男性26人・女性76人)が参加し,最初に医療福祉支援センター副センター長の青山百合枝看護師長からのコンフリクトマネジメントの講話を受けました。引き続き,護身術についての講義を池内先生から受けた後,臨床第2講義室前の広場で,迫真に迫る実演を交えての実技指導があり,受講生も熱が入り,真剣に取り組んでいました。
 訓練も3回目とあって,体さばきや制圧する手付きなど,対応が幾分早く,敏捷な動作が出来ているように感じられました。
 質疑応答では,過剰防衛の範囲はどの程度まで許されるのかなどと,熱意ある活発な質問が飛び出すなど,実りのある有意義な訓練でした。今後,現実に直面した場合,今回の訓練を少しでも役立て対応することが期待されます。

刺又を使った実技指導の様子
刺又を使った実技指導の様子