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愛媛大学医学部学生組織Fiore主催「吉森保先生・柳沢正史先生特別講演会~未来を担う君たちへのメッセージ~」を開催しました

令和6年11月19日(火)、医学部40周年記念講堂にて、大阪大学医学系研究科保健学特任教授の吉森保先生と、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長の柳沢正史先生をお迎えし、「吉森保先生・柳沢正史先生特別講演会~未来を担う君たちへのメッセージ~」を開催しました。この講演会は、医学部の学生組織であるFioreにより企画、実施されたものです。

はじめに、羽藤直人医学系研究科長より開会の挨拶があった後、医学科3回生冨岡珠里さんより講師の紹介がありました。

講演では、吉森先生から、この講演会が開催されることになった経緯、ご自身の研究テーマであるオートファジーを研究することになったきっかけ、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典博士との共同研究の思い出などを楽しいエピソードを交えてお話しいただき、参加した学生に向けて、「ジャンルにとらわれず、自分の知的好奇心と、人との繫がりを大事に、論理的思考をもって研究に挑戦してほしい」とのエールをいただきました。また柳沢先生からは、睡眠医科学についての最新の情報や、ご自身が設立された株式会社S’UIMINでの画期的な取組みなど多くの話題をご提供いただき、参加した多数の学生や教職員等は興味深く聴き入っていました。

最後に、医学科6回生の三神幹汰さんより、講師の先生への感謝の言葉を述べるとともに、今後も意欲的に研究に取り組んでいきたいとの閉会の言葉がありました。

また、講演会後の交流会では、吉森先生、柳沢先生と直接お話しする貴重な機会が設けられ、多くの学生が積極的に質問する姿が見られました。

医学部では、今後もこのような学生主体の取り組みを積極的に支援していきます。