令和6年3月15日(金)、第3回愛媛大学医学部シミュリンピック大会を開催しました。
この大会は、令和4年度感染症医療人材養成実習の一環として、医学科5年生を対象として始まり、今回で3回目の開催となりました。
令和6年3月11日(月)から令和6年3月15日(金)の5日間、VRコンテンツやシミュレータを利用した感染症患者診療の実習を行い、その復習及び成果の披露として、1チーム7名の18チームによるトーナメント形式で、学んできた手技を競い合ったものです。
実習内容は、愛媛大学で独自に作成したVRコンテンツによるリアルタイムでの感染対策および集中治療室(ICU)における救急患者対応の経験演習、実際の症例を通じた感染症カンファレンス演習、および7種類のシミュレータ実習から構成されており、大会において、学生は実習を通じて習得した手技を活かし、12分の制限時間においてチーム内で連携し、急変した感染症患者に見立てたシミュレータへ診療を行います。
大会はトーナメント形式で、担当教員の採点および観戦した学生による投票により勝敗が決まり、上位6チームが入賞、1名がMVP賞を受賞し、熊木学生生活委員長から記念品が授与されました。
本学では引き続き、充実した実習を通じて、学生が学ぶ環境を積極的に支援していきます。
本戦の様子
教員によるデモンストレーションの様子
決勝戦の様子
決勝戦終了後、各チームリーダーからの感想発表
金賞チームへの表彰(金賞チームのリーダーはMVP賞を受賞)