第11回地域病院見学バスを実施しました【4月22日(水)】
平成27年4月22日(水),医学部附属病院地域医療支援センターが,第11回地域病院見学バスを実施しました。
地域医療支援センターでは,医学生を引率して地域病院を訪問し,見学や意見交換を行うことで,将来 地域医療を担う医師を目指す医学生に,早い段階から地域医療の実情に触れ,実感する機会を設けています。
今回の見学バスは宇和島地域の2病院を訪問するもので,医学科3・4年生22人と短期交流学生として本学医学部に来ているカンウォン大学(韓国)の2人が参加しました。
最初に訪問したJCHO宇和島病院では,矢野達哉副院長から,疾病予防と健康維持,治療とリハビリ,介護・福祉を一貫提供する同病院の特徴について説明を受けた後,放射線部,リハビリ訓練室等の院内見学を行いました。また、宇和島市の職員の方から,市の特長や魅力について説明がありました。
続いて訪問した鬼北町立北宇和病院では,岡部健一院長から地域の現状と病院の沿革・役割等の説明を受けた後,社会福祉法人 旭川荘愛媛支部の藤井千穂支部長からドクターヘリ運用についての説明を受けました。
参加者は,地域の医療・介護・福祉の包括的な連携状況の説明や院内施設の案内等に,興味深く見聞きしていました。
見学終了後は,芝田正文鬼北町副町長,訪問病院の院長をはじめとする11人の参加の下,意見交換会を行いました。
今回の見学で,参加者から「病院の説明が丁寧で,各病院の特徴がよく分かった」「研修の話を詳しく聞けて良かった」「地域医療の現状を知ることができた」「将来のためになる話を聞けた」などの意見があり,非常に好評でした。
本センターでは,今後も県内各地の病院見学を実施し,地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めてまいりたいと思います。