「医学教育認証評価制度」についての講演会を開催しました。【12月21日(木)】
平成29年12月21日(木)、医学部の各講座主任、事務職員を対象に「医学教育認証評価制度受審に向けて」と題して講演会を開催しました。
国民に良質の医療を提供することは、医師を養成する機関にとって必須の命題です。2010年9月に、米国医師国家試験受験資格審査NGO団体(ECFMG)から、「2023年以降は、国際基準で認定を受けた医学校の出身者にしか申請資格を認めない」との通告があり、これを機に日本医学教育評価機構(JACME)が設立され、認証評価制度が実施されることとなりました。本評価制度の目的は単にECFMGの受験資格を得ることだけではなく、我が国の医学教育の質を高め、国際的基準からみても諸外国に遜色ない医学教育が実施されていることを広く世界に示すことにあります。
本学においては、平成30年12月に本評価制度の受審が決定しており、このたび、昭和大学医学部教授でJACME評価者研修委員会委員長である泉 美貴氏を講師にお招きし、講演会を開催しました。
講演会では、受審にあたっての教職員の心構えや審査への効果的・効率的な対応などについて、具体的な事例を挙げながらお話いただきました。講演会終了後には、本学の国際認証評価WGメンバーを中心とした勉強会を実施し、指導・助言をいただきました。
参加者からは「先生の貴重な経験談やノウハウをお聞きし、大変勉強になり、また身が引き締まりました」といった感想がありました。
本学は、平成30年12月の本評価制度の受審に向けて、今回の講演会・勉強会を参考にし、準備を進めることとしています。