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「新しいタイプの筋ジストロフィー治療薬の開発」について記者会見を実施しました

令和4年4月12日(火)、Zoomミーティングにて、「新しいタイプの筋ジストロフィー治療薬の開発-発症原因を解消するプロドラッグを創出し、疾患モデルマウスの治療に成功-」について、東京大学及び神戸大学とのオンライン合同記者説明会を実施しました。

また、翌13日(水)には愛媛大学医学部内にて、前12日の説明会内容について追加取材・記者説明会を実施しました。

 

この会見は、愛媛大学大学院医学系研究科の金川基教授、東京大学大学院医学系研究科の戸田達史教授、神戸大学大学院医学研究科の徳岡秀紀医師らの研究グループが、糖鎖異常型とよばれる筋ジストロフィーモデルマウスの治療に成功したことについて発表したものです。

今回の発見は糖鎖異常を発症要因とする疾患の治療法開発にむけて画期的な成果となり、筋ジストロフィーや先天性糖鎖不全症などの希少難治性疾患の治療法開発にむけて大きな貢献が期待できます。

 

本研究成果に関する論文は、令和4年4月14日(木)付でNature Communications誌に掲載されました。

 

オンライン会見の様子(左から金川教授、戸田教授、徳岡医師)