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ぬいぐるみ病院を開催しました【2月16日(金)】

 平成30年2月16日(金),本学医学部の学生が参画するプロジェクト「ぬいぐるみ病院」を,松山市久枝児童館で開催しました。
 ぬいぐるみ病院とは,IFMSA-Japan(国際医学生連盟日本)の活動の1つとして、2003年に始まった活動で、「子どもたちがより健康になれるよう広く働きかけ、ぬいぐるみ病院に参加した子供たちが,将来にわたって周囲を巻き込んで健康に近づけること」を目標として、全国でも約40大学で活動を行っています。主な活動として、医療への恐怖を軽減し、医療に興味を持ってもらうための「ぬいぐるみ診察」や、健康知識を伝え子どもたちの生活に還元できるようにする「保健教育」を行っています。
 今回のイベントは,本学医学部の学生でつくる国際医学生連盟日本愛媛支部(EMSA部)の平仲凪さん(3年生)らが中心となり開催しました。ぬいぐるみ病院では,お気に入りのぬいぐるみを持参した子どもたちが,ぬいぐるみを患者さんに見立て,それぞれの病状について説明を行いました。それを聞いた医師役の医学生は,聴診器や体温計などを使って診察し「風邪を引かないように手洗いやうがいをしてね」と語りかけ,健康維持について考えるよう促していました。
 このプロジェクトを通じ,子どもたちの病院へのイメージを良くするとともに,学生も医師役のロールプレイによる貴重な経験ができ,子どもに寄り添いながら病気に対する考え方を学んでいました。

病状を説明する子どもとそれを聞く医学生
病状を説明する子どもとそれを聞く医学生
患者さんに見立てたぬいぐるみの診察の様子
患者さんに見立てたぬいぐるみの診察の様子