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プロテオ医学研究センターが,第3回学術シンポジウム「難病のプロテオ医学研究2013」を開催しました【2月16日(土)】

 平成25年2月16日(土),南加記念ホールで,プロテオ医学研究センターが,先端医療創生センター,医学系研究科大学院GPと基礎GP並びに日本学術振興会採択事業と連携し,第3回学術シンポジウム「難病のプロテオ医学研究2013」を開催しました。
 本シンポジウムは,柳澤康信学長,安川正貴医学系研究科長の開会の挨拶で開幕し,大学院GP(組織的な大学院教育改革推進プログラム:地域・大学一体型先導的研究者育成システム)の総括と基礎GP(医学科大学院からの基礎研究医養成プログラム)の展望,プロテオ医学研究センター活動報告とプロテオサイエンスセンター設立について,先端医療創生センター(TRC)活動報告,日本学術振興会頭脳循環プログラム「腫瘍脈管新生生物を基盤とする若手研究者育成事業」の報告,著名な2人の学外演者による講演,院生によるポスターセッションの内容で行われました。 
 特別講演では,理化学研究所横浜研究所オミックス基盤研究領域の林﨑良英領域長から「トランスクリプトーム解析から出てきた新しい遺伝子発現制御の世界」について,鹿児島大学大学院医歯学総合研究科の坪内博仁研究科長から「HGFの発見と臨床応用」について,貴重な研究内容を拝聴することができました。 
 当日は,院生・学部学生はじめ,教職員,学外から多数の参加者があり,各講演終了後は参加者との活発な質疑応答が行われました。「難病のプロテオ医学研究」について共に考え,理解を深める様子が見られ,学外の最先端研究への関心と期待の高さを伺うことができました。ポスターセッションにおいても,院生に対する先生方からの指導や助言もあり,大変有意義で充実したものとなり,本シンポジウムは盛会のうちに終了しました。
 
 本センターは,今年4月から無細胞生命科学工学研究センターと共にプロテオサイエンスセンターとして新たに設立される予定であり,今回のシンポジウムにおいて,新センター設立への新たな機軸を打ち出すことができました。今後はプロテオサイエンスセンターとして,引き続き最先端研究の世界への発信,人材育成に努め,医学研究に邁進してまいります。