News

新着情報

プロテオ医学研究センタープロムレス研究会と学術講演会を開催しました【9月12日(水)】

 愛媛大学プロテオ医学研究センターでは,平成24年9月12日(水)に,琉球大学大学院医学研究科細菌学講座の鈴木敏彦教授をお招きし,医学部・基礎第2講義室にて,学術講演会を開催しました。
 今回の学術講演会は,本センターの各部門が定期的に主催する学術研究交流,プロテオ医学推進,研究者育成を目的としたプロムレス研究会と合同で行いました。
 プロムレス研究会では,プロテオ自己炎症・自己免疫疾患病理解析部門の増本純也教授が「自己炎症疾患とイソフラマソーム」についての研究発表をしました。学術講演会講師の鈴木教授は,病原細菌の感染機構において繰り広げられる病原因子と宿主側因子の相互作用を様々な手法を駆使して解析し,自然免疫系の制御機構の解明に重点をおいてメカニズム解明に日々力を注がれており,講演では「カスパーゼ-1活性化を制御するNLRと病原細菌の攻防」のタイトルのもとで,細菌感染とNLRとの関わりについて研究知見を交えながら紹介していただきました。
 本講演会は大学院特別講義としても実施しましたので,会場には院生を始め多数の参加者があり,学外の興味深い講演内容を真剣に聞き入っておりました。質疑応答においては,活発な議論が交わされ,学外との学術研究交流の良い機会を持つことができました。
 本センターでは,これからも学内外の最先端研究を学術講演会やプロムレス研究会を通して皆様に発信してまいりたいと思います。