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令和元年度「チーム医療学習カリキュラム―薬学部・医学科・看護学科合同授業―」 を実施しました

 令和元年10月2日(水)、重信キャンパスで、本学医学部両学科と松山大学薬学部による合同授業を実施しました。
 今回の合同授業のテーマは「がん医療におけるそれぞれの役割とチーム医療」と設定され、薬学部4年生82人、医学科3年生114人、看護学科4年生65人、計261人、並びに両大学の教職員が出席しました。
 本カリキュラムは、3つのパートに分かれ、最初のパートでは、小林直人総合医学教育センター長による挨拶とオリエンテーションに続いて、「NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会」の松本陽子氏による基調講演がありました。松本氏は、おれんじの会会員9人の治療体験やがんで亡くなった会員が残したビデオメッセージを紹介し、患者に寄り添える医師、薬剤師、看護師等を目指してほしいと話しました。
 次のパートでは、両大学の教員をチューターに、おれんじの会会員9人も加わって、学生が24グループに分かれ、患者の立場を踏まえて、医師、薬剤師、看護師という立場からディスカッションを行い、意見をまとめました。
 最後のパートでは、24のグループが3つの班に集約され、各班内でグループごとに発表を行いました。学生達はそれぞれの役割の中で、チームとして何をしなければならないか、患者にどのように接すればよいのかということについて、真剣に発表していました。各班の発表後には、同会会員の方々からコメントもありました。
 学生からは「今の不安に寄り添いたい」「スタッフ間でも連携して対応する」「未来の生活も見据えた支援をしたい」等の感想があり、有意義なカリキュラムとなりました。

講演会の様子
講演会の様子
グループワークの様子
グループワークの様子
グループワークの様子
グループワークの様子
全体発表の様子
全体発表の様子