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2025.01.27 お知らせ

令和6年度 白衣授与式を開催しました

令和6年12月19日(木)、医学部創立40周年記念講堂で、医学科4年生を対象とした白衣授与式を実施しました。
白衣授与式では、臨床実習の資格を得た医学生が、医師を志す者としての自覚を再認識するとともに、これからstudent doctorとして、臨床実習に臨み、実習を通じてチーム医療の重要性等を学びながら将来の医療を担う人材となることを期待して、平成23年度から実施しています。
開会にあたり、羽藤直人医学部長から激励の言葉があり、これに対し、学生代表者が、「『患者から学び、患者に還元する教育・医療・研究』を心に留め、支えてくださるすべての方の期待を背負い臨床実習に臨む」と決意を述べました。(宣誓文全文は下記をご確認ください)
最後に、12人の教授が学生一人一人に白衣を羽織らせ、激励を行いました。学生の反応は、笑みを浮かべながら記念撮影を行う者、緊張しながら白衣に袖を通す者等、自身が医師になることに近づいていることへの不安と喜びを感じている様子が見て取れました。
臨床実習の経験が今後の医師人生の糧となれば幸いです。医学部教職員一同は学生の活躍を心より応援しております。
以下、学生宣誓文
宣誓
本日は私たち医学科4年生のために白衣授与式が執り行われますこと、心より御礼申し上げます。私たちはこれからこの白衣に袖を通し、実際の患者様を前にして学ぶ機会をいただけることに、大きな感謝と責任を感じています。この白衣を身に着けて一歩病院に出れば、患者様からは医療従事者として見られます。その自覚と緊張感を持って、臨床実習に望む所存です。
私たちはこれからの臨床実習において、今まで座学で学んできたことを、実際の患者様の症状や先生方の診療に結びつけ、学ばせていただきます。また、医療に従事するたくさんの方々と接する初めての機会でもあり、実際のチーム医療の連携を肌で感じ、理解するとともに、将来その一員となれるよう努力していきます。そして、何よりもご協力いただく患者様に感謝するとともに患者様のために誠意を尽くします。
白衣の授与を受ける全ての仲間は、愛媛大学医学部の基本理念である「患者から学び、患者に還元する教育・医療・研究」を心に留め、患者様や医療従事者の方々は勿論のこと、支えて下さる全ての方々の期待を背負い、臨床実習に望みます。このことを常に心に留め、将来患者さんからの信頼を得られるような医師として活躍できるよう常に向上心を持ち、諸先生方のご指導のもと、精一杯の努力を続けることをここに誓い、結びとします。
令和6年12月19日 医学部医学科4年生一同