医学生による手術手技研修見学会を開催しました【7月8日(水)】
平成27年7月8日(水),医学部附属手術手技研修センターが若手医師への実践的な手術手技研修を医学生に公開し,総勢130人の参加がありました。
この見学会は,早い段階から手術に興味を持ってもらい,地域の外科医不足の解消に繋げることを目的に開催したもので,医学生に公開するのは初めてとなります。
研修では,献体されたご遺体を使って,若手医師が手術手技を学び,教授による指導の様子や若手医師による手技を,参加した学生は間近で見学しました。当日は,外科医による腹腔鏡を使った胆のう摘出術や救急科医による外傷止血術などの実技指導に対し,手技の向上を図る若手医師の真剣な表情とともに,見学する学生も熱心にメモを取るなど,貴重な経験となりました。
本センターは,医師の手術手技を向上させることを目的に,平成25年12月に設置され,厚生労働省からの支援を受けながら,全国に先駆けた取組を実施するなど,高い評価を受けています。引き続き,地方でも高度な研修を受けられる本センターを活用し,県内の医師不足解消に繋げるとともに,若手医師が安心で安全かつ高度な手術手技を習得できるよう支援していきます。
