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医学部が文部科学省「基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成」事業に採択されました【7月13日(金)】

 文部科学省の平成24年度「基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成」事業のうち「医学・医療の高度化の基盤を担う基礎研究医の養成」プログラムに,医学部から申請していた「医学科大学院からの基礎研究医養成コース」が採択されました。

 本プログラムは,近年,若手医師の臨床志向等に伴い,基礎医学研究に進む医師が減少し,将来の我が国における医学教育・研究の質の低下が懸念されるなか,卒前・卒後を通じた魅力ある基礎研究医養成プログラム構築等の教育改革を実施する新たな大学の取組を支援することにより,我が国の医学・医療の高度化の基盤を担う優れた基礎研究医を養成することを目的に文部科学省が実施するものです。

 医学部では,文部科学省から5年間にわたり財政支援を受け,医学科1年生からの必修科目を出発とし,学部のレベルを超えて基礎研究の研鑽を積む医学科大学院制度を経た後,大学院で臨床研修,研究支援・国際化支援を受けることのできる基礎研究医養成コースを確立します。さらに学位取得者には教育者,留学等のキャリアプランを提示し,日本のライフサイエンス発展と医学医療の水準向上に寄与することを目指します。