医学部看護学科主催による「第11回市民健康セミナー」を開催しました【10月20日(土)】
今回は,「見直そう生活習慣」をコンセプトとして,講演会と健康管理に関する教室などを,医学部看護学科校舎にて開催しました。
このセミナーでは,医学系研究科中村慶子看護学専攻長による開会の挨拶に続き,循環器内科の医師でもある医学系研究科重松裕二教授が,「脳卒中とはどんな病気-脳卒中の予防はできますか-」と題した講演を行いました。講演の中で重松教授は,脳卒中発症と生活習慣との関係を強調し,「手始めに高血圧から治しましょう」「お食事の塩分・脂肪控えめに」といった脳卒中予防の10ヵ条を提案しました。
講演終了後,受講者を対象に,看護学科のスタッフによる血圧や運動能力などの健康チェックの外,減塩に焦点をあて日頃の生活習慣について参加者とともに語り考える健康教室を実施しました。
11回目となるこのセミナーは,地域にも定着し,知名度の向上もあって,今回は154人に受講いただきました。受講者からは,「日頃から健康には気をつけているつもりだが,セミナーに参加することで,より考えて生活するようになる」「セミナーは講演とその後のイベントがあるので参加したい」などの感想をいただきました。


