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愛媛大学プロテオ医学研究センター開所式を挙行しました

 平成21年6月4日(木)16時から,医学部本館1階南玄関前においてプロテオ医学研究センター開所式を挙行しました。
 プロテオ医学研究センターは,本年4月1日に本学先端研究推進支援機構内に設置された新しいセンターで,同機構の無細胞生命科学工学研究センターが実用化した無細胞タンパク合成法を基盤に,感染症や生活習慣病,がんなどの診断・治療および予防法の開発を大きな目的としています。
 開所式では,はじめに柳澤康信学長が「前々学長,前学長の時代からの大きな夢であったこのセンターの設立を大変喜ばしく思います。」と挨拶し,続いて大西丘倫医学系研究科長が「基礎と臨床が互いに協力し合うことで,大きな成果をあげていただきたい。」とセンターへの期待を述べました。また,能勢眞人プロテオ医学研究センター長は「センターの充実した研究体制のもと,広く世界へ発信する成果をあげるとともに,世界的に活躍する高度な人材を輩出したい。」と強い意気込みが述べました。この後,センターの看板の除幕を行い,開所を祝いました。
 16時30分からは,臨床第2講義室に場所を移して,センター各部門の説明会を行いました。この説明会では、タンパク質技術部門,新興・再興感染症部門,自己免疫疾患病理解析部門,加齢制御ゲノミクス部門,細胞増殖・腫瘍制御部門,難治性神経疾患分子制御部門の6部門代表が,各部門の先進の研究についての説明と今後の研究展開などについて画像を示しながら語り,本センターとの共同研究等に興味のある100人を超す参加者は熱心に聞き入っていました。
 今後,本センターが世界のプロテオ研究を代表し,牽引していく拠点となることが期待されます。

看板除幕の様子
看板除幕の様子
能勢センター長による挨拶
能勢センター長による挨拶
説明会の様子
説明会の様子