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愛媛大学医学部が松山大学薬学部と合同授業を開講しました【10月10日(水)】

 平成24年10月10日(水)に,重信キャンパスにおいて,松山大学薬学部4年生,愛媛大学医学部看護学科4年生,医学科3年生の総勢260人による合同授業を開講しました。
 この合同授業は,愛媛大学教育改革促進事業の支援を得て,4年前に医学部両学科の取組として始まり,翌年度からは松山大学薬学部の学生も参加し,年々充実しています。
 チーム医療の必要性が叫ばれる中,この授業は,将来の良質なチーム医療のために,3つの学科の合同によって,それぞれの学科の学生の意見や考えがどう違っているのかを体験し,各々の役割とチームとして果たすべき役割を考えることを目的としています。具体的には,『がん患者さんの(リアルな)声を聞いて,それぞれの学科の学生としてどう想うか?どう考えるか?』をテーマとした少人数グループ・ディスカッション形式によるアクティブな学びの授業です。
 当日は,新装した医学部創立40周年記念講堂を埋め尽くすほどの学生や教職員スタッフの参加のもと,NPO法人愛媛がんサポート『おれんじの会』の方々のお話を聞くことから始まりました。がん患者さんのお話を直接聞く機会は大変貴重で,学生にも強いインパクトがありました。この後3学科入り交じってのグループ・ディスカッション,さらにグループでの成果を持ち寄っての総合討論が続き,学生らは将来の医療人としてなすべきことについて深く考える機会を持ち,学ぶ意欲を新たにしました。最後は,がん患者さんからの学生へのメッセージをいただき,授業を終えました。

合同授業の説明をする小林直人総合医学教育センター長
合同授業の説明をする小林直人総合医学教育センター長
議論の結果をまとめる学生
議論の結果をまとめる学生
発表の様子
発表の様子
役割ごとの意見を出し合う学生
役割ごとの意見を出し合う学生