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愛媛大学医学部支援基金を設立しました

                                                     医学系研究科長  満田 憲昭
                                                     医学部附属病院長 三浦 裕正

     

                        愛媛大学医学部支援基金の設立について

 このたび,医学部・附属病院の財政基盤の安定化を図り,教育・研究・診療機能の高度化等に努めることを目的に「愛媛大学医学部支援基金」を設立しました。本基金は,「医療人育成のための環境整備」「医学研究の支援」「先端医療の推進」の3つの事業を柱とし,医学医療の発展により一層貢献することを目指します。

  医学部支援基金オリジナルホームページはこちらから
   →「http://www.m.ehime-u.ac.jp/donation/」

【設立趣意書】

 愛媛大学医学部は,高度な医療の普及を目指して全国に設置された新設医学部の第一号として,1973年に設立されました。基本理念である「患者から学び,患者に還元する教育・研究・医療」のもと,患者から学ぶ真摯な態度と教育・研究・医療の成果を患者に還元する優れた能力を併せ持った医療人の育成に努めています。これまでに医師と看護師を併せて5000名を超える人材を輩出しており,卒業生は今や全国各地で医学・医療のリーダーとして活躍するとともに,地域の医療を支えています。

 一方,2004年に国立大学が法人化して以降,大学の財政は年々厳しくなってきております。優れた教育,研究,医療環境を構築するには,国からの補助金,学費収入,附属病院の医療収入だけでは十分ではありません。

 そこで,この度,医療人育成のための環境整備,医学研究の支援,先端医療の推進等を目的とした「愛媛大学医学部支援基金」を創設しました。この基金を利用して,医学部の学生や研究者や医療従事者等に優れた教育・研究・医療環境を提供し,医学医療の進歩に一層の貢献をしていきたいと考えています。

 皆様には,この趣旨を御理解いただき,基金への御寄付を心よりお願い申し上げます。