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愛媛大学医学部臨床第2講義室において,Dr.Robert P.Gale特別講演会を実施しました【8月3日(金)】

 平成24年8月3日(金)に,愛媛大学医学部臨床第2講義室において,Dr.Robert P.Gale特別講演会を実施しました。
 愛媛大学医学部では,学術研究活動のさらなる活性化を目指し,Dr.Robert P.Gale特別講演会を開催しました。
 Dr.Robert P.Galeは骨髄移植・被曝治療の権威であり,英インペリアル・カレッジ・ロンドン実験医学血液学科客員教授として世界的に活躍されています。86年旧ソ連のチェルノブイリ原発事故直後から現地に赴き被曝者治療にあたり,昨年の3・11以降は,被曝治療専門医の立場から日本政府に提言,または意見交換を行うために来日を重ねています。
 チェルノブイリ・東海村臨界事故,福島原発事故について,実際に現地を視察した観点からの原発の問題,放射性物質の安全性,危険性,今後進んでいく方向性などを中心に「Nuclear Accidents,Nuclear Energy and Nuclear War」という演題のもとご講演を頂きました。講演会当日は,教職員及び大学院生等約50人が参加しました。
 講演会終了時には参加者から日本の原発の諸問題,今後進んでいく方向性など活発な意見交換が行われ,大盛況のうちに幕を閉じました。

右から2番目がDr.RobertP.Gale
右から2番目がDr.RobertP.Gale
講演会の様子
講演会の様子