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愛媛大学医学部附属病院DMAT隊が陸路で救助出動

 平成23年3月11日(金)に,東北地方太平洋沖で発生した大地震にあたって,愛媛大学医学部附属病院DMAT隊が陸路で救助出動しました。

 DMAT隊とは,Disaster Medical Assistance Team(災害派遣医療チーム)の頭文字をとって略したもので,医師,看護師,業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)等で構成され,大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場で,急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った,専門的な訓練を受けた医療チームです。
 本院は,愛媛県との間で,平成21年度に,「災害派遣医療チーム(DMAT)の出動に関する協定書」を締結しており,例年,愛媛県他県内病院と連携し,有事に備えた訓練を行っています。
 今回は,3月11日(金)に愛媛県からの出動要請を受け,救急部の西山 隆准教授他医師1人,看護師2人が同日中現地に向けて陸路で出動し,福島空港内で救助活動を行い,3月14日(月)早朝に帰院しました。

帰院したDMAT隊
帰院したDMAT隊
DMAT隊を出迎える附属病院職員
DMAT隊を出迎える附属病院職員