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日本学術振興会「アジア・アフリカ学術基盤形成事業」に採択

 平成21年1月16日(金),日本学術振興会が実施する「アジア・アフリカ学術基盤形成事業」に,本学医学系研究科から提案した「東アジア・メディカルゲノムリサーチネットワーク」(代表:三木哲郎教授・田原康玄講師)〔3年間〕が採択されました。

本事業は,アジア・アフリカ地域における諸課題の解決に資するため,我が国の研究機関が主導的役割を果たし,アジア・アフリカ諸国の研究拠点機関との持続的な協力関係を構築することにより,当該分野に関する中核的研究拠点の構築とともに若手研究者の育成を目指しています。
 申請課題では,肥満や高血圧,糖尿病などの生活習慣病を対象に,疾患に関連する遺伝子解析研究を行う拠点を中国・韓国の遺伝疫学研究者と構築し,東アジア人における疾患感受性遺伝子の医科学的エビデンスを構築することで,治療医学・予防医学の発展に貢献するとともに,当該研究領域における若手研究者の育成を目指します。

三木教授(左)と田原講師(右)
三木教授(左)と田原講師(右)