第17回市民健康セミナー「愛♡いきいき健康フェア」を開催しました
平成30年10月27日(土),医学部看護学科が主催する市民健康セミナー「愛♡いきいき健康フェア」が重信キャンパスで開催され,地域の方々など100名を超える参加者が来場し,自身の健康について考えました。
このイベントは,主に看護学科の最終学年である4年生が,これまでの授業や演習,病院や地域での臨地実習を通じて,地域で暮らす人々の健康を維持・増進するために何をすればいいかを自ら考え,プログラムを企画しました。
始めに,医学系研究科看護学専攻の重松裕二教授が「健康寿命を延ばす生活習慣病対策」について講演を行いました。健康寿命を短くする大きな原因の一つに脳梗塞が挙げられ,その予防法や身体の変化に気づいた時の対処法等の紹介がありました。
続いて,参加者は多彩なプログラムが準備されている7つの健康教室に移動し,学生によるミニ講座などにより自身の健康について考えながら,様々な計測やトレーニングに参加していました。
【プログラム】
①身近に潜む転倒のリスク~知って動いて予防しよう~
②いつまでも自分の足で歩こう~あなたの足を見直すフットケア~
③あなたの血管年齢は?~見直そうあなたの生活習慣~
④認知症,はじめの一歩
⑤目からうろこの視力教室!
⑥あなたの足の筋肉何キログラム?
⑦冬の準備はいかがでしょう~Let’s ぽかぽか冷え対策~
プログラム①では,屋内での転倒防止対策に関するミニ講座の他,自身の足の筋力チェックや足の筋肉を鍛える運動を実践していました。また,プログラム③では,動脈硬化の進行度を知るために血管年齢や血圧を測定し,血圧と脳卒中・心臓病等との関係を学び,自身の食生活などの生活習慣について考えました。プログラム⑤では,目の仕組みに関するミニ講座から始まり,視力検査や老視のチェック,目の運動を実施しており,健康な目と付き合っていくためにできる事を学びました。
当日は,参加者のニーズに合った情報や参加者が知りたい健康状態に関するメニューが準備され,学生が企画した7つの健康教室を全て巡っている参加者の姿が多くありました。
これからも,医学部では地域の皆様の健康に役立つ情報を積極的に提供して参ります。



