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第33回国立大学法人生命科学研究機器施設協議会を開催しました【11月6日(金)】

 平成27年11月6日(金),愛媛大学学術支援センター病態機能解析部門が主催し,第33回国立大学法人生命科学研究機器施設協議会を開催しました。

 本協議会は,国立大学における医学系・生命科学系の研究機器を管轄する共同利用施設において,共通の懸案事項を協議するとともに,各機関の情報交換の場として毎年1回程度開催しているものです。参加機関は,1970年代以降に設置されたいわゆる新設国立医科大学・医学部が主体となっており,本年は,北は旭川医科大学から南は琉球大学まで,15大学,約60人の参加がありました。

 午前のプログラムでは,本学医学部40周年記念講堂にて,宇野英満理事兼副学長(学術・環境担当),満田憲昭医学系研究科長から,開会の挨拶があり,その後,本施設の技術職員による学術支援センター・病態機能解析部門の業務説明及び施設見学が行われました。

 午後のプログラムは,城北キャンパスに移動し,総合情報メディアセンター内メディアホールにて,技術発表会・施設紹介・合同会議が行われました。技術発表会では,各大学の技術職員から研究発表があり,質疑応答が盛んに交わされました。また,合同会議では,各大学の施設相互支援サービスなどについて意見が出されました。従来から,本協議会で提案されてきた各大学間の施設相互支援サービスについては,メリットが多く,今後の具現化に向けて話を進めていくことが確認されました。この他にも,大型機器の更新やメンテナンス費用の問題なども議論し,地方大学において共同利用施設の重要性を再確認しこの会議を終えました。
来年は,山形大学での開催を予定しており,参加機関が協力して共同利用施設の機能強化を図ることとしています。