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重信キャンパスで平成24年度愛媛大学実験動物体慰霊祭を執り行いました【9月26日(水)】

 平成24年9月26日(水),総合科学研究支援センターは,重信キャンパス動物体慰霊碑前において,平成24年度愛媛大学実験動物体慰霊祭を執り行いました。
 式典には,130人を超える全学の動物実験関係者が参列し,動物の霊に黙祷をした後,前山一隆総合科学研究支援センター長が慰霊の言葉を捧げました。続いて参列者全員で献花し,研究のために尊い命を捧げた動物の冥福を祈りました。
 動物実験は,生命のしくみと病態の解明,あるいは疾病の予防法と治療法の開発のための研究に欠かすことのできない重要な方法の一つです。本学においては,総合科学研究支援センターや動物実験センターをはじめ,さまざまな学部や研究センターにおいて動物実験が行われています。本学では,実験動物への愛護・福祉の観点から,平成19年7月に「愛媛大学動物実験規則」を制定して以降,この規則に基づいた科学的かつ適正な動物実験の実施を推進しています。平成23年度,本学は国立大学として全国で7番目に,動物実験相互検証プログラムによる検証を受検し,その結果,本学における動物実験は,適切に行われているとの評価を受けました。今後も3つのR(Replacement:できる限り動物を供する方法に代わりうるものを利用すること,Reduction:できる限り利用に供される動物の数を少なくすること,Refinement:できる限り動物に苦痛を与えないこと)の精神を持ち,実験動物の犠牲を最小限にとどめ,かつ,最大限の成果を得られるよう努力していかなければなりません。

慰霊の言葉を捧げる前山センター長
慰霊の言葉を捧げる前山センター長
献花する柿沼副センター長
献花する柿沼副センター長
献花する参列者
献花する参列者