2013.03.21
医学専攻(大学院)
附属病院地域医療支援センターは,愛媛大学大学院医学系研究科地域医療学講座に共催し,3月10日(日)に2012年度中四国地域医療フォーラムを松山市総合コミュニティーセンターにて開催しました。
初めに,高田清式地域医療支援センター長の開会挨拶の後,神野健一郎愛媛県保健福祉部長から挨拶がありました。続いて,阿部雅則地域医療学講座准教授を座長に,「地域枠学生のキャリアパスについて」をテーマとして,中四国地区各大学の代表者から各々取組内容の報告が行われ,地域枠学生の義務配置先決定の仕組み,診療科別キャリア形成プランの作成,キャリア面接調書を活用した配置先決定,各学生の実習経験や面談記録のデータベース化によるキャリアマネジメントなど,特色ある各大学の取組報告に対し,活発な質疑が行われました。その後,川本龍一地域医療学講座教授を座長に,「地域志向の学生をどう育てるか」をテーマとしてワークショップが行われました。
また,フォーラムの後には,学生によるワークショップが開催され,中四国4大学14人の学生が医療面接について解釈モデルを通して学びました。
第3回目となる本フォーラムには,中四国の各県と兵庫県の自治体,大学から46人の参加があり,参加者にとってそれぞれ実り多い機会となりました。