Greeting
ご挨拶
医学系研究科長・医学部長
羽藤 直人
Hato Naohito
愛媛大学医学部は昭和48年に創設され、昭和51年には附属病院が開設されました。その後、昭和54年には大学院医学研究科、平成6年には看護学科、平成10年には看護学専攻が設置されております。創立以来の基本理念である「患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療」のもと、これまで6,000人以上の優れた医療人を輩出してまいりました。医学部が存在する愛媛大学重信キャンパスには、約1,000人の医学生、約2,000人の教職員、毎日1,000人以上の外来患者と500人以上の入院患者が集い、四国最大規模の医療ビレッジを形成しております。令和5年に愛媛大学医学部は創立50周年の佳節を迎え、そして、令和8年10月に医学部附属病院も開院50周年を迎えます。これまで支えていただいた学内外の関係各位に、心よりお礼申し上げるとともに、今後の更なる発展、新たな高みを目指したいと考えます。
近年は、地域の人口減少や高齢化、医師の偏在や看護師不足、大学の研究力の低下など医療を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。その中で、私たちは、地方国立大学医学部として何を使命とするのか?私たちが担うべき役割は、基礎研究、臨床研究を推進し、次世代の地域医療を担う高度医療人材の育成にあると考えています。そして、愛媛大学医学部は、愛媛大学第4期中期目標・中期計画に基づき、羽藤直人前研究科長のもと、令和6年4月に今後10年間の目指すべき医学部独自の中期目標・戦略として「先端医学に基づく健康長寿社会の実現」を定めました。今後は、引き続きこの目標に向かって、「次世代の地域医療を支える医療人の育成」、「先端研究の推進による研究力の向上」、「地域そして世界とつながる医学部」を柱としてさらなる発展を目指して参りたいと考えています。
<次世代の地域医療を支える医療人の育成>
愛媛大学医学部の開設以来最大の使命は、愛媛県内の医学・地域医療への貢献だと考えています。そのためには、質の高い医療人を育成し、地域医療のボトムアップを図ることが重要です。熱意ある優秀な学生を選抜し、愛媛県内連携病院での参加型臨床実習機会の増加、シームレスな卒前・卒後教育による医師・看護師の育成、サテライトセンターとしての寄附講座の維持・拡充などを通じて、医学科・看護学科の教育内容と環境を充実させ、愛媛を支える医療人を育成したいと考えております。また、医学教育センター、総合臨床研修センター、地域医療支援センターの3つのセンターと、医学専攻・看護学専攻での最先端・リカレント教育により、次世代の地域医療を担う優れた指導者を養成いたします。
<先端研究の推進による研究力の向上>
愛媛大学医学部附属病院は、県内唯一の特定機能病院として、高度先端医療を提供する役割を担っています。先端医療には、必ず基礎的な研究背景があり、高度先端医療の推進には基礎的エビデンスの創出や理解ができる背景が求められます。そのために研究力の強化は重要であり、基礎講座と臨床講座の橋渡し、共同研究プロジェクトの創出の推進、バイオバンクへの支援を行います。さらに、学内他研究科、プロテオサイエンスセンター、学術支援センター、また附属病院の先端医療創成センター、臨床研究支援センターと連携して、地方大学ならではの独創的で質の高い、臨床に還元できる研究成果をあげています。また、若手研究者育成や学位取得後の若手研究者の研究継続を支援するため、次世代医学研究支援チームを創出し、研究力のボトムアップを図ってまいります。
<地域そして世界とつながる医学部>
愛媛大学医学系研究科は中四国トップレベルの寄附講座、産学協働講座を有しており、地元密着型の医学部として、地域に根差した医学部を目指し、東温市、愛媛県とともに、健康寿命の延伸、地域産業のイノベーション創出に貢献したいと考えております。また、愛媛大学医学部には、海外留学・交流支援プログラムが多数あり、グローバル人材育成を目指し、先端研究の推進により世界につながる研究を遂行いたします。
地域に根差し信頼され愛される、そして世界にはばたく愛媛大学医学部・医学系研究科は、今後10年、そして50年先の未来の医学・医療のあり方を見据え、更なる発展を目指します。新時代での飛躍を見守っていただければ幸いです。
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