令和8年1月6日から1月13日までの約1週間、カリフォルニア州立大学サクラメント校看護学部より、学部生11人、大学院生3人、教員2人の計16人が愛媛大学医学部看護学科を訪問し、本学看護学科3年生と国際交流を行いました。
本交流プログラムでは、愛媛大学医学部附属病院および松山ベテル病院の見学、ケーススタディを基にしたシミュレーション演習、日米の医療・保健・看護制度や看護教育の違いに関する意見交換を行いました。また、学生同士の交流として、道後・松山市内の1日散策や、サクラメント校学生による学びの発表会も実施しました。これらの交流を通して、以下のような学びを得ることができました。
■ 異文化交流で深まる看護の理解
学生同士のディスカッションでは、日米の医療・保健・看護、さらには看護教育の違いについて意見交換を行い、看護師の役割や教育課程の違いを踏まえた両国の特徴を比較しました。アメリカの高度な看護技術に触れる一方で、日本の「患者に寄り添うケア」の価値を再認識し、「より良い看護とは何か」を考える貴重な機会となりました。
■ 主体的に学ぶ姿勢への気づき
授業への取り組み方にも大きな文化の違いが見られました。受け身になりがちな日本の授業スタイルに対し、アメリカの学生は発表や質問を積極的に行い、主体的に学ぶ姿勢を示していました。異なる意見を否定せず議論を深める姿勢に触れることで、「自分の意見を明確に伝えること」や「学びを自ら深める姿勢」が、看護の現場で求められる重要な資質であることを改めて認識しました。
Welcome Party
留学生との意見交換会
シミュレーション演習
■ 言語の壁を越えて築く交流
英語での対話に不安を抱えていた学生も、積極的に話しかけてくるアメリカの学生の姿勢に刺激を受け、「相手を理解したい」という思いが距離を縮める第一歩であることを実感しました。翻訳アプリを活用しながら、道後温泉や松山城、二の丸での茶道体験、さらに学生おすすめのスポットを共に巡る中で、言葉の壁を越えて楽しい時間を共有することができました。
■ 看護職としての成長につながる経験
今回の交流を通して、日本の看護や医療の強みを再認識するとともに、医療制度や教育体制、文化の表現方法が異なっていても、看護の根底にある「患者中心のケア」「人を思いやる姿勢」「患者の安全・安楽を守る最後の砦となること」は、共通していることを確認できました。国籍や文化の違いを壁とするのではなく、相手を知ろうとする真摯な態度こそが、相互理解と信頼関係の構築につながることを学びました。この経験を今後の看護実践に活かし、「相手を理解し、寄り添うことのできる看護師」へと成長していくことが期待されます。
道後観光
留学生の学びの発表
Farewell party
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