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2021年10月23日（土）に、令和3年度看護実践セミナーを開催しました。本セミナーは、新型コロナウイルス感染症予防のためオンラインで開催し、講師の京都大学大学院医学系研究科精神障害リハビリテーション学教室　谷向仁准教授から、「がんと認知機能障害」というテーマでご講演いただきました。

講演では、がん患者に認められる認知機能障害は、せん妄や認知症だけでなく、治療等の影響によって引き起こされるものもあるということ、認知機能障害は、対象者の生活にも大きな影響を与えるため、多職種が連携して支援していく必要があるということを学ぶことができました。

また、参加者からは、「認知機能障害に関連する症状や言動は、年齢が大きく影響していると捉えていたが、がんやその治療によって引き起こされるものもあるということを理解できてよかった。」という感想がありました。