スタッフブログ

2012年09月01日

趣味・特技

学生時代は空手やオートバイでのツーリングを趣味や特技にしていましたが、
現在は時間を見つけては山に登り、写真を撮ることを楽しみとしています。

中学は剣道部で、高校と大学では空手部でした。
医学部には空手部はなく教養部時代は全学で練習していましたが、東医体の主催校となったため医学部空手部の立ち上げに関わり主将として部を担当していました。昭和48年度は東医体と関東甲信越学生体育大会(全学)で個人優勝できました。文化部では誘われて写真部に参加し、写真展を行うときは暗室に籠って現像をしていました。社会派で硬派の写真部でしたが、時々は山の写真を撮りに行きました。卒業してからは小さな怪我でも血管撮影や消化管検査、腰椎穿刺などができなくなるため、現在は空手部応援部をしています。

また、教養部時代は休日が多かったのでオートバイに乗り、学校やお寺、民宿に泊めてもらい日本中を見て回りました。本州、四国、九州は全県を回ることができました。Fossa Magnaを見たいと思い、松本から糸魚川を北上した時には、雨の後で道路が壊れており河原を走りましたが、オートバイが壊れそうで難渋しました。

今は、娘たちが高校時代に山岳部に参加したのがきっかけで山登りを始め、北は北海道の羊蹄山から、南は屋久島の宮之浦岳まで登っています。写真はカメラが小さくなり持ち歩けるの
で、いつもカバンに入れて撮影し毎日の楽しみとなっています。

 

 

 

 

                                             

 

登山リスト
羊蹄山 蔵王山 白根山 白馬岳 乗鞍岳 大山 剣岳 石鎚山 九重山 霧島山 開聞岳 高隅山 縄文杉 宮之浦岳

羊蹄山(北海道)
蝦夷富士と呼ばれるだけあって、美しく整った山容です。
前日にニセコに泊まり朝6時に比羅夫の登山口から登りました。前半は森林地帯を歩きます。登山道はよく整備されており、ニセコアンヌブリ山を見ながら9合目まで登ります。11時頃登り着き、火口の縁を30-40分歩くと山頂に到着しました。西風が強く、帰りは岩場を避けて山側を歩きました。花畑が美しく楽しめます。往復で10時間程度かかり距離はありますが、最初の森林地帯や最後の火口登山など、霧島山系の高千穂山と似ています。アクセスは比較的よい山で、千歳空港で車を借りると2時間余でニセコに着きます。羊蹄山とニセコアンヌブリ山は向かい合っており、もう1日あればアンヌブリにも登れます。ニセコはスキー場が多く途中までリフトを使えば、片道1時間ほど歩くと山頂へ到着できます。

 

 

 

 

 

蔵王(地蔵山と五色沼)
山形市内で宿泊し、翌朝7時始発の定期バスに乗りこみました。約30分で蔵王登山口ロープウェイに到着し、始発のロープウェイを30分待ち、もうひとつのロープウェイに乗ると山頂駅に到着します。9月半ばで町は暑かったのですが、山頂駅は風が強く寒かったので、急いでヤッケを着て歩き始めました。ゆっくり2時間歩くと地蔵岳に着きました。さらに20分も歩くと五色沼(御釜)へ到着
しました。

 

ここでハイヒールのグループに出あいました。不思議に思っていると、ドライブインに着きました。福島県側は五色岳頂上近くまで、車道ができており頂上近くにドライブインができています。学生時代に秋休みを使い、1週間かけてオートバイで東北を一周しました。この時エコーラインを走り五色沼へ寄ったのですが、眼前にあるはずのお釜は霧のため全く見えませんでした。この時にも、このドライブインに立ち寄っています。五色沼からは13時発の定期バスに乗り東北新幹線の白石蔵王駅まで降りると、その日のうちに松山へ帰れました。

白根山(日光)
医学部の4年時に橋本君が日光の白根山に登ることを企画して実現しました。彼は高校時代に山岳部に参加していて、準備も装備も充実していました。橋本君の指示で水や手袋、防寒着、登山靴を準備して登りました。登山口までは長沼君の自動車で行き、順調でしたが、その後は霧が深く、何度か道に迷いそうになりながらも地図で登山路を確認して何とか無事に往復できました。10月でしたが、山は寒く風も強いため厳しい登山でした。風の強いところでは木が横の伸びているのが印象的で、私は写真展の写真を撮ることができました。

白馬岳(北アルプス)
新宿から午前10時発の特急あずさ55号に乗ると、2時間半で松本に着き、さらに1時間半で終点の白馬駅に着きました。バスでロープウェイ駅まで行き、ゴンドラに2回乗ると栂池自然園につきました。夕方に自然園を散歩してヒュッテに宿泊しました。標高800mくらいで、まあまあ涼しいところです。翌朝は大雨のため朝6時に食事をして7時に出発しました。山では遅い出発時間です。雨の中を天狗原まで登りました。乗鞍岳は通り道に指標があるだけで、あまり山頂らしくはありません。白馬大池へ降りて、大池山荘で雨宿りをしながら昼食を摂りました。大雨が続き視界は数メートルで何も見えませんでした。トイレまで急いで往復すると、足が重くなってしまいます。同じペースを保つように、急がないように注意して歩きました。しかし行き違いで待たれると、待たせないようにと、つい急いでしまいますが、これはよくありません。その後どっと足が重くなってしまいます。山では登り優先で、下る人が待つことが原則とされていますが、急いで登ると疲れを感じやすいので、下りを優先とし、登る人は一休みして登ってもよいかもしれません。三国境までは狭い馬の背を歩きます。霧でほとんど前が見えませんでしたが、左右へはみ出さないように登りました。三国境からは白馬岳へこの日最後の登りとなりますが、1時間で白馬岳に着きました。

 

山頂から15分下ると山荘に到着しました。長い一日で、一息付けました。2900m近くあり寒いのですが、山小屋ではストーブが炊いてあり、特に乾燥室は暖かくなっています。場所を見つけて靴、合羽、服を靴を乾燥室で乾かしました。7時に食事して9時には休みました。長い一日で下肢の筋肉が張っていましたので、両下肢中に湿布を貼って寝ましたが、翌朝は張りが無くなっています。湿布はよく効きます。なお携帯は山小屋に入るとつながります。翌朝は5時に食事をして6時に出発しました。2日目は晴れており、周りがよく見えました。杓子岳は山腹を回り、鑓ヶ岳に登りました。降りると高山植物が美しい花を咲かせています。花を見ながら早めの昼食を摂りました。この日は1時過ぎには宿泊予定の鑓温泉に着きました。材木で作った簡易山小屋ですが、露天で温泉に入れて嬉しい山小屋です。ゆっくりと休みました。翌朝も5時に食事して6時に出発しましたが、朝は食後に薬を飲む人が多い。山小屋での宿泊者を見ると60代が一番多いようです。60代は元気です。ザイルを履いて雪渓を2-3回超えました。唐沢荘に昼ころ着いて、バスで白馬駅まで移動し松本までは普通電車で、松本から特急あずさに乗ると、新宿に18時に着きましたので、電車とモノレールを乗り継いで、その日の最終便で帰松できました。

JR白馬駅―栂池自然園―天狗原―乗鞍岳―白馬大池―小蓮華山―三国境-白馬岳―白馬山荘―杓子岳―鑓ヶ岳―鑓温泉―唐沢荘―JR白馬駅

乗鞍岳
新宿から電車に乗り2時間半で松本まで行き、松本電鉄に乗り換えて30分で新島々駅に着きます。ここから出る乗鞍高原行の定期バスに乗ると約1時間で民宿に着きました。若いときに夫婦で始めた民宿で、子供たちは高校生になると松本まで毎日通ったそうです。今は大学生で時々手伝ってくれ、楽しみで続けているとのことでした。翌朝は乗鞍高原バスターミナル(観光センター)まで送ってもらいました。北アルプスは自然保護のためマイカーの乗り入れ規制を行っており、バスか、歩いて移動することになっています。観光センターからバスに乗ると50分で畳平に着きますが、途中の肩の小屋口で降りる人も多く、ここから歩いても約2時間で山頂(剣が峰)に着きます。畳平では付近の散策で高山植物(お花畑)が楽しめます。畳平から約2時間歩くと乗鞍岳山頂(剣が峰)に着きました。途中で名古屋から高校生の団体と遭遇しましたが、脇に避けて行き違いますので、クラスごとに長時間の休息がとれ、ゆっくりとあまり疲れを感じることなく登ることができました。乗鞍岳(剣が峰)は標高3026mで、素晴らしい眺めでした。帰りは途中の摩利支天岳(2872m)、富士見岳(2817m)に寄りながら、畳平まで戻りました。

大山
大山は整った形の山で、周辺に高い山はなく、きれいな山です。大山寺近くの駐車場に車を置き、登山口まで行き、登り始めました。前半は森の中を歩き、後半はガレの登りになります。高い山ではありませんが、比較的に距離はあります。水を持って登りましたが、山頂には売店があり、軽食やペットボトルを売っています。

    

石鎚山
久しぶりに石鎚山に登りました(2013.08.11)。登山道は一層整備が進み、ハイキングのように登れました。最後の天狗岳は鎖と岩場で、短いのですが、北アルプスを味わえます。風も吹かず、好天気でラッキーでした。しかし、暑かった!標高は1,982mで涼しいはずですが、四万十では41度を記録しており、山頂も真夏でした。登り口の土小屋の水はおいしく、お勧めです。

石鎚山1 石鎚山2 石鎚山 3

 

 

 

 

 

 

霧島山
国立公園となっており、多くの登山コースがあります。散策では白鳥山から白紫池をめぐるコースが人気です。登山者の多いコースは、えびの高原から韓国岳、新燃岳、中岳、高千穂峰ですが、最近は新燃岳が噴火して、火口の形が変わっています。この日は6月でしたが、梅雨の晴れ間で、韓国岳から獅子戸岳、新燃岳、中岳に登り、高千穂河原へおりました。いずれも火山活動でできた山で、火口の色と形が楽しめます。

 

高隈山
南九州の大隈半島にあり、霧島山に連なるカルデラを構成しています。カルデラの中心は火山活動の活発な桜島です。大篦柄岳(おおのがらだけ)が最も高く(1,236m)、すぐ隣に御岳があります。2つの山頂はゆっくり歩いて30分の距離ですが、御岳からの眺めがよく、登山者にも人気があります。花岡、高隈、垂水と、多くの登り口がありますが、この日は西の垂水側から登りました。南側の花岡から登る道がよく整備されています。
大篦柄岳より御岳